FAMILY GYPSY 家族で世界一周しながら綴った旅ノート の感想

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参照データ

タイトルFAMILY GYPSY 家族で世界一周しながら綴った旅ノート
発売日販売日未定
製作者高橋歩
販売元A-Works
JANコード9784902256505
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆

購入者の感想

旅先で、一回り年の離れた人と知り合いになった。地元が近かったので、旅後も何回か会って酒を酌み交わした。その彼と旅本の話しをした際、一番影響を受けたのが高橋歩氏の本だ、と言う事だった。
その時点で100冊以上の旅本を読み、コレクトしていた自分だが、高橋歩氏と言う存在自体を知らなかった。
それから数年後の今、初めて高橋氏の著作(本書)を読んだ次第だが、一言で言えば「え?これが旅本なの?」と言う事だった。

ともかく、読んでいて気持ちが悪い。それこそ70年代のヒッピーあたりが散々言ってきた様な言葉のオンパレード。薄っぺらい友情、薄っぺらい家族愛、薄っぺらい感動・・・。

昨今、若者の〇〇離れが著しいと言う話しを良く聞き、当然?その中には旅や一人旅、果ては海外放浪も含まれているらしいが、そりゃ、こんな本が“海外放浪のバイブル”(自分が知り合った若者氏の言)なら、それも当然だろう。
勿論、貧乏旅行と言うのが良いとは思わない。しかし普通の若者にこんな旅を見せ付けても、羨ましい、憧れるという声は出ても、実践までは辿り着かないだろう。家族四人とは言え幾ら金があっても足りない様な生活をしているのだから・・・。

また、もう一つ気持ち悪さがあったのが、彼の言葉。どこかで聞いた様な、と言うのは先に書いたが、もう一つは、マルチ商法の成功者と言われる人の書く(またはセミナーで語る)口調と全く一緒だ、と言う事だ。
自分の友人が一番有名なマルチ商法の会員で、よくセミナーや料理会に連れて行かれたが、そこで見聞きした成功者と言われる人の話し方にそっくりだし、逆に成功者の熱心な信奉者は、恐らく高橋氏の著作のファンに通じるものがある、と感じた。

口当たりが柔らかで、マシンガンの様に夢の様な話しを繰り出す。その合い間合い間には、家族や友人に対する愛、仲間が集まってわいわいとかどんちゃん騒ぎとか、若者が憧れるような言葉を織り交ぜる。

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