ウラからのぞけばオモテが見える (佐藤オオキ/nendo・10の思考法と行動術) の感想

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本書をちょっと見たら面白そうだったので即購入。確かに佐藤氏のデザイン展開手法は独特で面白かった。しかし、本書は共著であるため同氏の考えに直接触れることがほとんどできない。記述の大部分は共著者が推察する佐藤氏の考え方だからだ。
写真と文章の配置がバラバラなのも不安定でいただけない。期待していただけに残念。

友人から進められて読みましたが、あっという間に読めるほど興味深い感じでした。
事例もたくさん出ていましたし、読みやすいです。
問題を解決する事に使った手段が「デザイン」だったってことですね。
熱意を持って仕事しているなと感じる。
お勧めできる一冊です。

文章を読んで、写真やスケッチ見てまた文章に戻って「なるほど、なるほど、、」
各作品のコンセプト、出来上がるまでの思考の過程を実に明快に読み解くことができました。
本のタイトル通り、普通とは異なる視点から徐々に本質に結びついてくデザインのプロセスに納得すること必死です。

ものごとの善し悪しなどを判断する機会は誰にでもありますが、複数の視点を持って見てみることの大事さがわかります。
ものを作るということだけでなく、ビジネスの世界やいろんな場面で大事なことであり、本書を読んで改めてその重要性を感じました。