ほんのちょっと変わるだけで素敵な男性が手をさしのべてくれる本 の感想

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星一個の気分ですが、言ってる内容には芯が通ってもいるので、2個にあげました。
恋に悩み踏み出せない読者のためにはっきり書く人だと思い、読み進みましたが、進めば進むほどげんなりと気分が悪くなりました。
言葉がとげとげしく、えらそう、人の器や厚みを感じない・・。
厳しいことをいっていても、品のある書き方をして読む人が勇気付けられる文章を書くのがプロだと思いますが、ひどいです。
他人に恋愛指南する前に、言葉づかいやコミュニケーションの本を読んで勉強していただきたいです。
オカマでもないのにやたらオネエっぽい言葉をつかうのはドン引きでした。「〜かしら？」「〜なのよ。」「〜だわ。」とやたら使っているが、いまどきの女性でこんな風に話している人はいませんし、丸刈りだとか２８歳までろくに化粧もしなかったという著者が、ふだん美しい語尾で会話しているとは思えません。言いにくいことをいうために、語尾だけオネエ風言葉にして角がたつのをごまかそうとしているのが透けて見えてとても不快でした。
ほんとのオネエなら、もっと人をばかにしない、攻撃しない言いまわしをします。

それでもここまではまだしょうもないレベルかもしれない。特に怒りを感じたのは、「先延ばしブス」について語った部分。抜粋ですが「先延ばしにする人って、福島原発みたいなもの。事故を過小評価して４月になったら最悪のレベル7の被害だったのよ。先延ばしにするほど、自体は悪くなるの。一度、最悪レベルの烙印をおされたらイメージ回復が大変よ。ブス度レベル7になる前に気がついて。」とありました。あのときから今もこれからも、深い苦みを抱える人のたくさんいるこの問題をよくこんな風にブスやらモテの話にぶちこんできましたね。原発のこと他人事なのですね。いつもいつも先延ばしにするくせがよいとは私も思いませんが、そういうくせや性格があることが、なぜ「原発の事故汚染レベル7」と一緒にされなくてはならないんですか？だめだめな部分かもしれないけど、こんな言われ方をされなければいけないほど悪いことですか？これは、、ひどい差別、偏見だと思います。