生誕60年 ダイヤモンド・ベスト の感想

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参照データ

タイトル生誕60年 ダイヤモンド・ベスト
発売日2012-10-10
アーティストテレサ・テン
販売元USMジャパン
JANコード4988005731210
Disc 1 :空港
今夜かしら明日かしら
雪化粧
夜の乗客
女の生きがい
アカシアの夢
夜のフェリーボート
ふるさとはどこですか
あなたと生きる
逢う時はいつも他人
春を待つ花
□<あなた>
ジェルソミーナの歩いた道
グッドバイ・マイ・ラブ
My Way (LIVE at ルイード)
空港
ふるさとはどこですか
ふたたび(再来) (未発表曲)
Disc 2 :つぐない
愛人
時の流れに身をまかせ
別れの予感
スキャンダル
恋人たちの神話
香港 Hong Kong
悲しい自由
涙の条件
YES,愛につつまれ
悲しみと踊らせて
愛の陽差し ~アモーレ・ミオ~
あなたと共に生きてゆく
つぐない
時の流れに身をまかせ
別れの予感
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

『中国語ベストセレクション』の音質に感心してしまったという事もあって、この『ダイヤモンドベスト』の音質に、何かしら期待感が湧き、少し思い切って購入してみた
何やら、コンセプト的にも、『対』になっているような雰囲気もあったので。。。

一聴して、それは正解であると思った
PCに取り込んでデータを比較しても、94年発売のCD音源は当然として、ゴールデン☆ベストと比較してもかなりの差があった
極端に言うと、海賊盤のような粗悪なコピー音源だと、データの山はだんだん揃ってしまうか、無くなって行くのだが、単に以前のデータがそのまま音圧(音量)だけ増幅させられているのではなく、ニュアンス的なものも総合的に改善されていると感じた

あと、本CDには『デュエット&ベスト新生』からのデュエット音源が全て収録されているので聴いてみたところ、テレサのヴォーカルトラックを使っての、全く違和感を感じさせないアレンジ&ミックス技術に、究極的なものを感じた
今までテレサの曲には、ヴォーカルと伴奏がセットで貼り付いているイメージしか湧かなかったのが(普通はそうであるが)伴奏、コーラス、楽器アレンジが違うだけで、こうも新鮮であり、テレサの歌唱力の凄まじさを改めて感じた

これは、正規のメーカーだから成し得るものであり、テレサテンという、不世出の歌い手に対する、愛と誠意のこもった仕事だと思う
こうして、音楽メディア文化は発展して行くのだと思うし、どこからか拾って集めただけの粗悪な海賊盤とは、次元が違う
コピー音源で金儲けしようとする者がいると、音が荒んで行くだけなのだ
著作権の必然性も、納得がいく

おそらく、データ的に見てもこれ以上の音圧は必然性がないし、無理もある
元々の音源の制作年代を考えても、限界ギリギリ、究極の高音質ではないだろうか。。。
どこのメーカーか判らないベスト盤を、安価で購入して済ませようとすると、かえって色々浪費しかねない
尚、ブックレットは、歌詞とともに、テレサのミニ写真集になっているのが、さりげない気配りを感じて嬉しい

アイドル路線のデビュー曲「今夜かしら明日かしら」(山上路夫=筒美京平コンビによる作品)から、オリジナル楽曲としては生前最後のシングルになった「あなたと共に生きてゆく」(坂井泉水=織田哲郎コンビによる作品)まで。テレサの日本での歌手活動は、意外なことにその始まりもしめくくりもポップな楽曲によって飾られていた。
この2枚組ベストでは、その歴史を彩った主なシングル曲をおおむね発売順に並べ、それに出色のカバー「グッドバイ・マイ・ラブ」「マイ・ウェイ(英語、LIVE)」、後述の新たに制作され2010年リリースされたデュエット・トラック5つ、そして今回見つかったという未発表曲「ふたたび(再来)」を加えて構成。ディスク編成はポリドール時代とトーラス時代、1枚ずつとなっている。

「ふたたび(再来)」は、「今夜かしら明日かしら」と同じ山上=筒美コンビによって第2弾シングル用に作られたものの、結局その座を「空港」に譲る形でお蔵入りとなり、タイトルもないまま倉庫に眠っていたという(タイトルは今回、山上氏が新たにつけた)。
アイドル路線からはちょっと踏み出した大人のポップスというか、やはり筒美氏が手がけていた欧陽菲菲のワイルド要素抜きバージョンとでもいうか。一度は別れ、そして再会した恋人を思いやる女性の気持ちを、テレサは優しくしっとりと歌いあげている。
これまで「もし『今夜かしら明日かしら』がヒットしていたら……。」みたいなことは、さまざまにファンの間で想像されてきたが、今回、こうして実際に制作された楽曲という形で、こんな風に進んでいた可能性もあった、ということが提示されたということは、かなり大きな出来事だと、オレは考えている。

そして2010年にリリースされたアルバム『デュエット&ベスト 新生』のメインとして収められた、豪華なパートナーを迎え新たに制作された5つのデュエット・トラックすべてを収録しているところも太っ腹というか、なんというか。
ちなみにディスク1の16「空港」が秋元順子、17「ふるさとはどこですか」はBEGIN、ディスク2の14「つぐない」がピーター、15「時の流れに身をまかせ」が村上てつや(from

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