【ムービー・マスターピース】『アメイジング・スパイダーマン2』 1/6スケールフィギュア スパイダーマン の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

フィギュア本体の出来の素晴らしさについては、他の方が書いておられる通りです。間違いなく、現時点で最高のスパイダーマンフィギュアだと言っても過言ではないでしょう。(原作版、ライミ版、前作版含む)

いくつか注意して頂きたい点があります。まず、実際の商品のスーツは、サンプル画像のスーツから大幅な改修が加えられています。というのも、サンプルのスーツは赤部分を中心にビニールのような質感に見え、劇中のスーツとはかけ離れた印象を受けますが、製品版では赤部分が光沢のある布生地に変更されており、劇中のスーツのような質感を再現しつつ可動も阻害しないベストな素材がチョイスされています。

次にヘッドパーツについてです。説明書にはヘッドパーツの取り外しは出来ない旨の記載がありますが、構造上は前作版と全く同じなので、ドライヤーで温めつつ、小さいマイナスドライバーなどを首と胴体の隙間に入れゆっくり上下させれば、比較的簡単に外すことができます。たしかに前作版と比べて接続部が固いため、手で無理やり外そうとするとスーツパターンなどの破損につながる危険もあります。ヘッドパーツ取り外しは本来想定された仕様外のものであることを理解し、くれぐれも十分注意の上自己責任で行ってください。

最後に、ハンドパーツについてです。今回からハンドパーツの仕様が変更されています。ジョイント部はスーツで覆われおり、手の甲から先の指部分のみのパーツを付け替えることによって、様々な手の表情に変化させることができます。このハンドパーツが、少々噛み合わせが悪く、手の甲と指部分の間に隙間が空いてしまうことがあるのですが、これは不良ではなく、ドライヤーで温めることできちんと修正が可能です。

以上、長くなりましたが注意点をまとめてみました。

購入の際、参考になれば幸いです。
(写真の1/6マンホールは商品に付属しません)

全作「1」版は、スーツの全てがビニールでしたが、この商品は、赤の部分は生地になっています。
青い部分はゴムっぽい材質です。
劇中のようなフィット感ですが、可動の妨げにならず、良く動き、劇中のポーズの殆どが可能と思います。
色も劇中のイメージを良く再現しており、全作より高級感は格段に上がっています。
スパイダーのパターンも立体的に再現しています。
手首までスーツが被さっており、手首の繋ぎ目が無くなり、よりリアルになりました。
指だけマグネットで交換出来る様になっており、力で強引にねじ込む必要が無く、容易に交換して遊べるのが良いです。
拡声器、ジャケット、バッグ、ニット帽、マフラーも素晴らしい出来です。

問題点と言えば、スパイダーウェーブが折れやすいです。
キツキツなので、根元をしっかり持って、シューターに慎重に取り付けないといけません。
私は１本、曲げてしまいました。

ニット帽のサイズが小さく、伸びないので、頭部に被せる際、頭部のウェブパターンを破損させる可能性があると思います。キツキツです。
あまり頻繁に被せるのはやめた方が良さそうです。(これが一番残念に思いました。)

通常の台座も付属させて欲しかったです。

全体としては、プロポーション、カラー、可動、アクセサリー品、全て良く出来ており、最高のスパイダーマンだと思います。