ジャッキー・コーガン [DVD] の感想
参照データ
タイトル | ジャッキー・コーガン [DVD] |
発売日 | 2013-10-02 |
監督 | アンドリュー・ドミニク |
出演 | ブラッド・ピット |
販売元 | Happinet(SB)(D) |
JANコード | 4907953040359 |
カテゴリ | ジャンル別 » 外国映画 » アクション » 犯罪・ギャング |
購入者の感想
素晴らしい映画でした。
気が付いたら、のめり込んでいました。
酷評が多いのは、余計なキャッチコピーやら、説明文がもたらす先入観のせいでしょう。
この映画の中のジャッキーなる男は非常に珍しい殺し屋である。
中間管理職的なのだ。
普通の映画なら、殺し屋は現場での汚れ仕事をするブルーカラー、もしくはこだわりがあるアーティストか職人。だが、この殺し屋は終始、苦悩も誇りも喜びも悲しみも見せない。
そう、まさにビジネスマンなのである。
映画の中での会話には意味がありそうで実は意味がない『リアルな無駄話』ばかり。
(最初から、殺せば話は早かったのだ)
そして、出てくる奴等も一様につまらない。
ドライバーなる商売人。
少しだけ欲深い賭場の管理人。
悪人になれない不良に抜けてる悪党。
アメリカンドリームを追うジャンキー。
この映画は完全にジャッキーの眼で世界を見ている。彼が感じている倦怠感を観客も味わう。
味わわせられる。
彼はシリアルキラーではないし、アーティストでも職人でもない。善人でもなく悪人でもない。賢くも馬鹿でもない。
ただ、裏家業を選んだだけなのだ。
働くのも生きる為だ。
この映画は何の面白味もない職についてしまった私のような人間には響く。
人を選ぶ映画だと確信する。
気が付いたら、のめり込んでいました。
酷評が多いのは、余計なキャッチコピーやら、説明文がもたらす先入観のせいでしょう。
この映画の中のジャッキーなる男は非常に珍しい殺し屋である。
中間管理職的なのだ。
普通の映画なら、殺し屋は現場での汚れ仕事をするブルーカラー、もしくはこだわりがあるアーティストか職人。だが、この殺し屋は終始、苦悩も誇りも喜びも悲しみも見せない。
そう、まさにビジネスマンなのである。
映画の中での会話には意味がありそうで実は意味がない『リアルな無駄話』ばかり。
(最初から、殺せば話は早かったのだ)
そして、出てくる奴等も一様につまらない。
ドライバーなる商売人。
少しだけ欲深い賭場の管理人。
悪人になれない不良に抜けてる悪党。
アメリカンドリームを追うジャンキー。
この映画は完全にジャッキーの眼で世界を見ている。彼が感じている倦怠感を観客も味わう。
味わわせられる。
彼はシリアルキラーではないし、アーティストでも職人でもない。善人でもなく悪人でもない。賢くも馬鹿でもない。
ただ、裏家業を選んだだけなのだ。
働くのも生きる為だ。
この映画は何の面白味もない職についてしまった私のような人間には響く。
人を選ぶ映画だと確信する。