1989~デラックス・エディション(DVD付) の感想

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参照データ

タイトル1989~デラックス・エディション(DVD付)
発売日2014-10-29
アーティストテイラー・スウィフト
販売元ユニバーサル ミュージック
JANコード4988005858542
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » ポップス

購入者の感想

Ryan Adamsさんの傑作カバー「1989」の原典作品。

暇なので、全曲聴き比べてみました。TがTaylor さん、RがRyanさんです。

Welcome to New York
T-シンセが小気味いい、このアルバムにようこそという感じのアルバム冒頭にふさわしい曲。
R-カモメの鳴き声から始まる、フォーク風の曲。

Blank Space
T-噛みしめる様な歌い方が印象に残る曲。
R-Taylor版より暗めな感じの曲。

Style
T-少し悲しそうな感じの曲。
R-勢いと迫力のある曲。Talor版とかなり違う感じ。

Out of the Woods
T-ヒップホップ風に聴こえるやや意外な曲。
R-カントリー調で穏やかな曲。こちらもかなり違う感じ。

All You Had to Do Was Stay
T-噛みしめる様な歌い方が心に残る歌。
R-ドラムの音が印象に残るエモーショナルな曲。

Shake It Off
T-リズムがアップテンポで楽しそうな歌い方がいい。
R-暗めに始まりそのままダークな感じで終わる曲。こちらも原曲とかなり違う感じ。

I Wish You Would
T-ギターのイントロと急いで歌う歌い方が特徴的に聴こえる曲。
R-アコギの弾き語りでゆったり歌う原曲と異なる感じの曲。

Bad Blood
T-元気のいい曲。ヘイ!の掛け声が小気味いい曲。
R-ヘイ!はないけど元気のいい曲。原曲を踏襲している感じ。

Wildest Dreams
T-心拍数風の効果音に乗って静かに歌う曲。
R-イントロが長いのが特徴の曲。

How You Get the Girl
T-Taylorさんのあえぎ声(?)が記憶に残る曲。
R-Neil Young風のフォークソングに聴こえる曲。

Taylor Swiftの声が好きなだけに、このアルバムではそれがあんまり感じられなくて残念。
作曲センスはさすがだし、どれもいい曲であることはたしか……でも、声量不足が裏目に出ているような気がする。そのせいでアルバムを通してフラットな印象になり、コレという曲が見当たらないアルバムになってしまっている。

Taylor Swiftは根っからのPopy countryっていう新しいタイプの歌手なんだと思う。このアルバムを通して、いまひとつポップシンガーとして振り切れないものを感じたのも確か。
今後はこのアルバムを経て進化したTaylor Swiftの音楽を期待したい。

個人的に気に入った曲をいくつか。

Style
One Directionの不動のリードヴォーカルHarry Stylesと付き合った経験から生まれた曲。流れるようなリズムが心地よく、彼女の声と彼女のポップミュージックにおけるセンスが最高点で重なった曲。

Wildest Dreams
このアルバムで最もキャッチーな曲のひとつ。Lana Del Reyから影響を受けていると思われる曲。聴いているだけで楽しくなる曲。

Wonderland
ボーナストラック。個人的にはなぜボーナストラックなのか疑問。このアルバムでは比較的落ち着いた曲で、Taylorファンならだれもが好きになる曲じゃないだろうか。

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