風神界逅 の感想
参照データ
タイトル | 風神界逅 |
発売日 | 2014-09-24 |
アーティスト | 陰陽座 |
販売元 | キングレコード |
JANコード | 4988003456795 |
Disc 1 : | 風神 神風 然れど偽りの送り火 一目連 蛇蠱 飆 無風忍法帖 八百比丘尼 眼指 雲は龍に舞い、風は鳳に歌う 故に其の疾きこと風の如く 春爛漫に式の舞う也 |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
妖怪ヘヴィメタルバンド陰陽座の11thアルバム。12thアルバムの「雷神創世」と同時発売。リーダーの瞬火曰く、9thアルバム「金剛九尾」の頃から2枚同時で発売するという構想があり、それぞれが独立した作品として受け入れてもらえるという自負があったから2枚組ではなく別々に2枚同時に発売することにしたそうです。
#1風神(ふうじん)
アコギからゆったりとしたオーケストラが入ってくるSE。
#2神風(かみかぜ)
歌ものハードロック系。ギターソロギュイーン。
#3然れど偽りの送り火(されどいつわりのおくりび)
歌メロがポップ。黒猫オンリーのヴォーカル。
#4一目連(いちもくれん)
「ウッッ」で始まり、瞬火メインのアグレッシブな曲。Bメロの黒猫が民謡みたいな歌い方。
#5蛇蠱(へびみこ)
黒猫オンリー。哀メロミドルテンポ。怖い恋の歌詞。
#6飆(つむじかぜ)
アグレッシブ。歌い出しはベースベンベン。デス声の掛け声。ソロが荒々しい。
#7無風忍法帖(むふうにんぽうちょう)
ホーンぽい音も入った陰陽座お得意のファンキーな曲。瞬火も歌う。
#8八百比丘尼(やおびくに)
間奏の変拍子が印象的な哀メロのミドルテンポ。8分。
#9眼指(まなざし)
狩姦作曲。軽やかなピアノが心地良い。黒猫オンリー。
#10雲は龍に舞い、風は鳳に歌う(くもはりゅうにまい、かぜはとりにうたう)
黒猫作曲。勇壮なスローテンポ。黒猫が裏声も交えながら優雅に歌う。
#11故に其の疾きこと風の如く(ゆえにそのときことかぜのごとく)
ピアノのイントロからの勢いのあるメタル曲。サビは瞬火も歌う。伸びやかなギターが印象的。
#12春爛漫に式の舞う也(はるらんまんにしきのまうなり)
お祭り曲。現代語での歌詞。オルガンの音が良い。
長いレビュー読んでいただきありがとうございました。
#1風神(ふうじん)
アコギからゆったりとしたオーケストラが入ってくるSE。
#2神風(かみかぜ)
歌ものハードロック系。ギターソロギュイーン。
#3然れど偽りの送り火(されどいつわりのおくりび)
歌メロがポップ。黒猫オンリーのヴォーカル。
#4一目連(いちもくれん)
「ウッッ」で始まり、瞬火メインのアグレッシブな曲。Bメロの黒猫が民謡みたいな歌い方。
#5蛇蠱(へびみこ)
黒猫オンリー。哀メロミドルテンポ。怖い恋の歌詞。
#6飆(つむじかぜ)
アグレッシブ。歌い出しはベースベンベン。デス声の掛け声。ソロが荒々しい。
#7無風忍法帖(むふうにんぽうちょう)
ホーンぽい音も入った陰陽座お得意のファンキーな曲。瞬火も歌う。
#8八百比丘尼(やおびくに)
間奏の変拍子が印象的な哀メロのミドルテンポ。8分。
#9眼指(まなざし)
狩姦作曲。軽やかなピアノが心地良い。黒猫オンリー。
#10雲は龍に舞い、風は鳳に歌う(くもはりゅうにまい、かぜはとりにうたう)
黒猫作曲。勇壮なスローテンポ。黒猫が裏声も交えながら優雅に歌う。
#11故に其の疾きこと風の如く(ゆえにそのときことかぜのごとく)
ピアノのイントロからの勢いのあるメタル曲。サビは瞬火も歌う。伸びやかなギターが印象的。
#12春爛漫に式の舞う也(はるらんまんにしきのまうなり)
お祭り曲。現代語での歌詞。オルガンの音が良い。
長いレビュー読んでいただきありがとうございました。
陰陽座のデビュー時からのファンとして少々辛口な評価とも思いますが、このアルバムには物足りなさを感じてしまいました。
まず、オープニングの風神というSEですが、瞬火氏曰く"新作の幕が開く瞬間に抱く期待感を最大限に盛り上げるための序曲”という気持ちを込めたそうですが、ごく普通のRPGのオープニングか、はたまた某多摩地区にあるテーマパークの着ぐるみショー開演前のBGMかと思うような楽曲でした。そのため、次曲の神風は陰陽座らしさを感じる良曲だと思いましたが、オープニング曲とのギャップがあまりに大きく、曲の繋がりの悪さを感じました。
以降、個人的には好みの曲もあり、ライブで盛り上がりそうな曲もありと、決して悪いアルバムとは思いませんが、シングル曲を一曲も含まないため、客観的に聴けば”B面集のようなもの”と感じてしまうと思います。既に陰陽座のファンの方でしたら「シングル曲はシングルCDで買うから別に入ってなくてもいい」と考えるかもしれませんが、陰陽座に興味を持ち始めたばかりの方からすれば、「えっ、シングル曲が入ってないの?」と敬遠される可能性もあるのではないかと思いました。
また、個人的に残念なのが陰陽座の真骨頂とも言える"組曲”がないこと。八百比丘尼という8分の長作はありながらも、組曲なくしては物足りなさを感じてしまいます。前作がアルバム全曲での組曲だったので、もしかすると今回のアルバムでは敢えて避けたのかもしれませんね。
・・・と、かなり辛口に書いてしまったようにも思いますが、黒猫さんも歌唱力にさらに磨きがかかり艶やかな美声を聴かせてくれていますし、個人的には嫌いなアルバムではありません。ただ、陰陽座を知らない方に聴いてもらうならば、このアルバムではなく『臥龍點睛』や『金剛九尾』をお勧めしたいと思いました。
まず、オープニングの風神というSEですが、瞬火氏曰く"新作の幕が開く瞬間に抱く期待感を最大限に盛り上げるための序曲”という気持ちを込めたそうですが、ごく普通のRPGのオープニングか、はたまた某多摩地区にあるテーマパークの着ぐるみショー開演前のBGMかと思うような楽曲でした。そのため、次曲の神風は陰陽座らしさを感じる良曲だと思いましたが、オープニング曲とのギャップがあまりに大きく、曲の繋がりの悪さを感じました。
以降、個人的には好みの曲もあり、ライブで盛り上がりそうな曲もありと、決して悪いアルバムとは思いませんが、シングル曲を一曲も含まないため、客観的に聴けば”B面集のようなもの”と感じてしまうと思います。既に陰陽座のファンの方でしたら「シングル曲はシングルCDで買うから別に入ってなくてもいい」と考えるかもしれませんが、陰陽座に興味を持ち始めたばかりの方からすれば、「えっ、シングル曲が入ってないの?」と敬遠される可能性もあるのではないかと思いました。
また、個人的に残念なのが陰陽座の真骨頂とも言える"組曲”がないこと。八百比丘尼という8分の長作はありながらも、組曲なくしては物足りなさを感じてしまいます。前作がアルバム全曲での組曲だったので、もしかすると今回のアルバムでは敢えて避けたのかもしれませんね。
・・・と、かなり辛口に書いてしまったようにも思いますが、黒猫さんも歌唱力にさらに磨きがかかり艶やかな美声を聴かせてくれていますし、個人的には嫌いなアルバムではありません。ただ、陰陽座を知らない方に聴いてもらうならば、このアルバムではなく『臥龍點睛』や『金剛九尾』をお勧めしたいと思いました。