モリー先生との火曜日 の感想

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参照データ

タイトルモリー先生との火曜日
発売日2012-07-31
製作者ミッチ ・アルボム
販売元NHK出版
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

モリー先生との火曜日 とは

 「ミッチ、私は死にかけているんだよ」
   16年ぶりに再会した恩師、モリー・シュワルツ教授はALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。忍び寄る死の影。「あと4か月か5か月かな」。だが、その顔には昔と変わらぬ笑顔があった。「この病気のおかげでいちばん教えられていることとは何か、教えてやろうか?」そして、老教授の生涯最後の授業が始まった――。

   本書は、スポーツコラムニストとして活躍する著者ミッチ・アルボムとモリー教授が死の床で行った「ふたりだけの授業」の記録である。テーマは「人生の意味」について。愛、仕事、社会、家族、老いの恐怖、許し、そして死。毎週火曜日、飛行機に乗って700マイルも離れた恩師を自宅に見舞い、静かに対話を紡ぐ。売れっ子コラムニストとして多忙な日々を送る著者は、最初から「いい生徒」だったわけではない。彼の生きがいは仕事。時間に追われながら、何よりも立ち止まることを恐れるミッチ。そんなミッチも、死と対峙しながら最後の日々を心豊かに生きるモリーとの会話の中で、仕事よりも大事なことに気づいていく。

   授業を重ねるたび、ミッチの心は揺らぎ、モリーの体は蝕まれていく。その様子が手にとるように伝わってくる。「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる」と、モリー。「人生に意味を与えられる道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと、自分に目的と意味を与えてくれるものを創り出すこと」

   発行以来、全米で40週以上ベストセラーの座に君臨。このエッセイ仕立ての講義録には読者の心を揺さぶる「宿題」が、たくさん詰まっている。(嶋田あひる)

購入者の感想

次第に筋力が衰えてやがては死に至る難病ALSに侵された、大学教授モリー先生。

かつての教え子である著者ミッチは、死を目前にした恩師元へ毎週火曜日に訪れ、病床で最後の講義を受けます。

そのテーマは、「人生の意味」について。

モリー先生は、自分の死が目前である事を知りながらも、不平不満を漏らすことなく、淡々と病の苦痛や老い、死に対する心構え、受け入れ方を教えてくれます。

そして、ものや金に価値基準を置く文化を批判し、愛や心の大切さを説きます。

私が印象に残った言葉

「いかに死ぬかを学ぶことは、いかに生きるかを学ぶこと」

「人生に意味を与える道は、人を愛すること、社会のために尽くすこと」

「愛や思い出は死んでも生き続ける」

「若返りたいと思うのは人生に満足していないから。年齢は勝ち負けの問題じゃない。ありのままの自分を受け入れ、それを大いに楽しむことが大切」

この本には、人生を心ゆたかに楽しむための知恵がたくさん詰まっています。

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