自分を受け入れた瞬間、何かが起こる! 「引き寄せスパイラル」の法則 の感想

正直、こういう本を買うときはとても警戒しています。
エイブラハムの引き寄せの法則を愛読しておりますが、チャネルではなくこういった個人（たとえ大変有名でも）によって書かれた場合、法則というより当然どうしても個人の体験や生き方に依るのですから、明らかに人によって合う合わないがあるし、確固たる精神のない勉強中の身である自分には、かえって混乱をきたすことがあるからです。
しかし、ある日むしゃくしゃすることがあり、少しポジティブな言葉をなんでもいいから読みたいと思い、本書Kindleの試し読みをさせてもらいました。（嫌な出来事でしたが、これがなければ本書を手にしなかった）
はならから説得力がありました。だって、普通の働く家庭のある女性であったと語る彼女が、タイトル通りの結果、短期間にこうして本を出しているのですから。ワクワクしました。
先述しましたように、今まで読んだ素晴らしい純然たる法則をなんとか取り入れようとしながら、私になんてと日々の生活でいつしかネガティヴになり何か躊躇していた部分をポンと背中を押していただいた、そんな気がしています。彼女はスピリチャルマスターではなく普通の女性です。それが、成功し、あなたにもできると背を押してくれるのです。そのどこか身近な一言が欲しかったのかもしれません。ありがたい本です。

素晴らしい本です。今まで読んだ人生の指南書の中で一番役に立ちました。
難しい本ではありません。この本の内容を一言で言うなら、「常にいい気分でいること＋どんな自分でも自分を認め愛すること＝望む現実を引き寄せる」　ただそれだけです。
でもたいていの人はこれがとても難しいのかもしれません。
私もそうです。
でもこの本は、いい気分でいる方法や、自分を愛せない人には今は愛せなくても自分を知るだけでもいい、と優しく語りかけてくれます。
自分を好きになる方法も教えてくれています。
私が特に役に立った言葉は、「自分だけが自分の現実を創っている。」「他人の人生はその人のものであることを尊重し・・・」というところと、
「人でも出来事でも望まないものに遭遇した場合は、できるだけいい気分になれる思考を選択するか、それが難しい場合はスルーする」「スルー
できないということは、まだ本当に自分のことを自分で認められていないのです」といったところです。
やはり鍵は自己肯定力といったところでしょうか。
他人が気になってしまう人、ついなんでも人のせいにしてしまう人、にはとても良い本だと思います。
書かれていることは、シンプルだけど、とても奥深い、興味深い内容になっていますし、実践本でもあります。
ぜひぜひ人生に迷っている人に読んでもらいたい本です。

個人的に大好きな「引き寄せの教科書」の奥平さんの著書ということで、ワクワクしながら即予約購入しました。

全体的な内容の要約としては、チーズオムレットさんのレビュー通りです。

本は前作の「引き寄せの教科書」と比べると結構薄めなので、短時間で読めてしまいます。

それでも書かれていることは、前作に劣らない程濃く、本当に「引き寄せの法則」を確信し＆自ら体験し、尚かつ読者の幸せを願ってくれているんだなと文章から優しく伝わってきます。

「引き寄せ（波動）の法則」を活用して望みの物（物質）を得るということは、「引き寄せで体験する幸せな人生の流れ」の一部であり、それよりも「いい気分」によって自然に心地良く変わっていく人生の景色（体験）という大局的な見方が大切だと説いています。

もっと簡単に言えば本当に望む物は、「いい気分」の波動が創造していく幸せなストーリーの過程で手に入る！ということです。

そしてそこで大切なのが他人との比較の無い「自己肯定力」であり、他人優先の価値観を捨てる事。

また引き寄せの法則を活用するにあたり「思考の選択」はとても重要であり、「いい気分（波動）」を宇宙に発信し続けるためには思考を調整する常日頃の訓練が必須であるということ！
（ある体験に対する反応癖（ネガティブパターン）を止める為）

自分が喜びに満たされ幸せに生きることで、その波動の影響力で見えない部分（潜在レベル）で繋がっている他者も幸せになっていくすなわち「自分も自身の力で幸せになれるんだ！幸せな人生を選べるんだ！！」という証を示し選択肢を与えることができる。（ただし他人との比較無し・他人への依存無しの幸せな状態であることが前提、比較すれば優越感となりネガティブな影響を与えてしまう）

それことが人、地球、宇宙に対する多大な貢献だということです。

だから自分を思う存分愛し幸せになることにもっと自信を持って！という著者の強く暖かいメッセージを感じます。

「いいこと」が自分を幸せにしてくれるのではない、とのっけから著者は過激な（？）ことを言う。

「いいこと」があったから「幸せ」になるのではなく、自分が「幸せ」になったら、「いいこと」が引き寄せられてくる。
つまり、「『引き寄せ』とは、毎日の生活、目の前の現実、そして自分の人生と自分自身に対する姿勢であり、
ものの見方であり、生き方そのもの。」（本書21頁）という著者の言葉は、即物的な願望を成就させたいと
思っている人々にとっては、衝撃的かつ新鮮に聞こえるだろう。

「引き寄せの法則」の神髄を、著者は分かりやすく次の式で表している。

「いい気分になれる思考の選択力×自己肯定力＝望む現実の引き寄せ力」（本書37頁）

上記の式のうち、本書では、特に「自己肯定力」の重要性とその育み方に焦点を当ててじっくり解説している。
「引き寄せの法則」に関心のない人にとっても、自分らしく生きていくためにとても役立つ内容だ。

嫌な出来事・人に遭遇した時の心の持ち方、対処の仕方にも触れている。
単なる引き寄せハウツー本ではなく、自らの生きる姿勢、人生観をみつめ直させてくれる良書である。