Age of Empires III - Complete Collection (輸入版) の感想

発売当初、買いたかったのだが、忙しく買えずじまい、現在、日本版をと探したが見つからず、輸入版を購入。
価格も安く、内容もシリーズを踏襲して大変面白く、何度でも遊べる名作です。

新しいPCの場合、画像解像度が向上している分、
インストール後、ゲームを起動すると、真っ黒の画面になったり、立ち上がらなかったりすることがあるが、
それは、画像解像度が良すぎる為。

ゲーム起動前に、PCの画像解像度を一番低レベルにして、起動させると、うまく立ち上がり、
その後、ゲームのオプション機能で解像度を上げてやると、
次回、起動時からすんなり立ち上がります。
WIN　7　でやってます。

内容は、英語バージョンにしても、勉強にもなるので、優とします。

発売されてから随分たつ本作ですが、敢えてレビューさせて頂きます。
本作はＲＴＳ（リアルタイムでコーエーの三国志をやるようなジャンル）と呼ばれるゲームジャンルに分類される作品であり、この手のジャンルはＦＰＳ等と同じく、それこそ十年単位で遊び続ける人間がいるようなゲームです。ＡＯＥシリーズはＲＴＳの中でも定番の作品であり、公式のサポートはすでに終了していますが、有志によるパッチやツールが作られるほどの人気を誇っています。特筆すべき点として日本人のプレイヤーがＲＴＳというジャンルにしては非常に多くコミュニティも発展している事が挙げられます、現在でも対戦相手にはほとんど事欠かないかと思いますし、同じ日本のプレイ仲間を探すのならば最新の有名ＲＴＳタイトルよりも容易かもしれません。

ＡＯＥ３はＲＴＳの歴史から見れば淘汰された要素を強く持つ作品です。資源の配置や財宝と呼ばれるボーナスの位置、文明の相性など純粋な競技として楽しむにしては運の要素があまりにも大きく、戦争はタイミングや操作ではなく育てた内政によって決まる割合が多く、必然的にロングゲームになりがちです。運の要素を極力排し、簡略化されより戦略眼が問われる内政、ダイナミックな軍操作による速戦即決が売りの昨今のＲＴＳの流行とは少しずれた作品ですが、であるからこそ、今やると逆に新鮮さや新しい発見がある作品であるように思います。
またアメリカ独立戦争前後の実際の地球を舞台にしているので歴史が好きな方にもお勧めです。