グランプリカー名車列伝 vol.8 (SAN-EI MOOK) の感想

今回は、「ホンダ大特集」で、第一期縲恆謗O期までのホンダマシンがすべて網羅してあり、
資料的価値としても、ここまでまとまっているものはあまりないと思われ、
第三期までのホンダを総括する物として、なかなかの優れものだと思う。

第一期の宗一郎氏自ら参戦しての「葉巻型」マシンから、第二期のウイリアムズやマクラーレンとの
タッグを組んだ「黄金時代」から、低迷してしまったBARや奇跡の参戦といわれた「スーパーアグリ」
そして（今のところ）最期のアースカラーを纏った純正HONDAの第三期までのマシン達・・・

再来年の新生マクラーレン・ホンダまでの「ホンダの記録」として復習しておくのには
「ホンダ」というテーマとして、うってつけの作品に仕上がっていると思う。

若いF1ファンには「赤白マクラーレン」だけがホンダではないんだ・・・と新たな
驚き？があるかも知れない・・・そんな今回の「ホンダ大特集」

今回は久々の（失礼）「名車列伝」のヒット作だと思う。