終わりのセラフ 1 (ジャンプコミックス) の感想

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参照データ

タイトル終わりのセラフ 1 (ジャンプコミックス)
発売日2013-01-04
製作者山本 ヤマト
販売元集英社
JANコード9784088707051
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

まず最初に私は単行本を7巻まで読んでいます。そのことを加味した上でのレビューとなります。

設定に関しては興味を惹く要素が多く、一巻を読み始める前に内容について少しだけ調べていた時はどんな作品なのだろうとワクワクしていました。しかし結局のところ、ストーリーやキャラクター(主に主人公)に対して感情移入が出来ませんでした。その理由を一言でいうと「説教くさいから」です。例えば、主人公が仲間キャラをコッテコテの正論で説教し矯正する場面。この作品ではこういった場面が多々あるのですが、読んでいる側からすると「ああ、そう。」と冷める一方です。にも関わらず自己中心的な言動が見受けられる場面も多い。更にはそのような点から主人公の性格というかキャラクター自体が作者の自己投影のように思えてしまい、気持ち悪さを感じてしまいました。主人公は熱血漢なのか、いわゆるヤレヤレ系なのかキャラがブレまくってます。よって以上のような成分が苦手な方にはオススメできません。

率直な感想は、うーん・・・という感じです。

吸血鬼自体がある程度使い古されたジャンルなので仕方ないとしても、設定の甘さとかキャラの薄さがとにかく目に付いてしまう。
まだ序盤ということもあって、キャラや設定の説明に偏るのは仕方ないですが、どうにも「説明臭さ」が強い。
だから主人公を見ていてもひたすら突っ走るだけで「一体何がしたいんだろう」と思ってしまう。

ただしビジュアル的なカッコよさ、美しさは素晴らしい。好きな人には堪らないでしょう。(吸血鬼・軍服・刀など)
今作は完成までにかなりの時間を費やしたそうですが、ちょっと煮詰めすぎたのかも。
次回はもっと思い切りの良い展開を期待します。

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