ライヴ・フロム・ザ・ショーボート の感想
参照データ
タイトル | ライヴ・フロム・ザ・ショーボート |
発売日 | 2014-02-26 |
アーティスト | フィル・ウッズ・シックス |
販売元 | SMJ |
JANコード | 4547366211009 |
Disc 1 : | ア・スリーピン・ビー レイン・ダンス バイ・バイ・ベイビー ジャンゴズ・キャッスル チーク・トゥ・チーク レディ・J リトル・ナイルス |
Disc 2 : | ア・リトル・ピース ブラジリアン・アフェア アイム・レイト スーパーウーマン ハイ・クラウズ ハウズ・ユア・ママ(フィルのテーマ) |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » ジャズ・フュージョン » モダンジャズ |
購入者の感想
2006年に紙ジャケットでBMG JAPANから初めて完全な形でCD化されたときは、あっという間に売り切れ、3年後には都内の中古レコード店で12600円という高値がついていました。今回、漸く再発売されましたが、今回もまた、限定生産ということ。全く、頭に来ますね。レコード店で店員さんに訊いてみたら、今回、ソニーミュージックから出ているこのシリーズは頗る売れ行きが良いとのことでした。このようなアルバムは長くカタログに残しておいて欲しいものです。レコード会社はCDが売れない、と嘆いているだけではなく、今、中古市場でどのようなアルバムに高値がついているのかをきちんと調査するべきです。ロクにマーケット・リサーチもせずに売れないことをただ、嘆くとは滑稽なことこの上ない話です。
尚、演奏は素晴らしいです。フィル・ウッズのサックスの音、輝いています。このアルバムではギターも多く、フューチャーされています。しかし、私、このハリー・リーへイなる人、知らないのです。このアルバムを買って、初めて知りました。録音も上々。50年代のハードバップとも違いますし、60年代のモード・ジャズとも違います。モダンジャズによくある黒人独特の感情のうねりとは一切、無縁の音楽です。70年代のアルバムらしく、どこかフュージョンの香りがしますが、フュージョンそのものの俗っぽさはありません。尚、今回発売のアルバムには2006年にリマスターされた音源をそのまま使用しています。新しくリマスターされた音ではありません。まぁ、廉価盤なので仕方ないのかもしれませんが。繰り返しになりますが、良いアルバムです。ただ惜しいのが日本語のライナーが極めて貧弱なことです。悠雅彦氏や杉田宏樹氏など、このアルバムに一家言、持っている人はたくさんいると思います。原田和典、この人、一体、誰なんですか?
尚、演奏は素晴らしいです。フィル・ウッズのサックスの音、輝いています。このアルバムではギターも多く、フューチャーされています。しかし、私、このハリー・リーへイなる人、知らないのです。このアルバムを買って、初めて知りました。録音も上々。50年代のハードバップとも違いますし、60年代のモード・ジャズとも違います。モダンジャズによくある黒人独特の感情のうねりとは一切、無縁の音楽です。70年代のアルバムらしく、どこかフュージョンの香りがしますが、フュージョンそのものの俗っぽさはありません。尚、今回発売のアルバムには2006年にリマスターされた音源をそのまま使用しています。新しくリマスターされた音ではありません。まぁ、廉価盤なので仕方ないのかもしれませんが。繰り返しになりますが、良いアルバムです。ただ惜しいのが日本語のライナーが極めて貧弱なことです。悠雅彦氏や杉田宏樹氏など、このアルバムに一家言、持っている人はたくさんいると思います。原田和典、この人、一体、誰なんですか?