スクールカウンセラーの第一歩 ―学校現場への入り方から面接実施までの手引き の感想
参照データ
タイトル | スクールカウンセラーの第一歩 ―学校現場への入り方から面接実施までの手引き |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 内田 利広 |
販売元 | 創元社 |
JANコード | 9784422115115 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
スクールカウンセラーの採用の流れが紹介されています。本書を補う内容として、スクールカウンセラーの採用については、従来からの臨床心理士会からの推薦に加えて、2014(平成26)年度からはスクールカウンセリング推進協議会の推薦も始まりました。カウンセリング室の枠の位置づけとして図表が示され、オープン性、クローズ性も示されます。スクールカウンセラーの倫理観として、小学校で問題になり易い身体接触について心構えが記されています。スールカウンセラーの限界として、1発達障がいの問題2精神病およびその他の心理的障がい3非行傾向の問題に言及します。時間の大きな制限としての児童・生徒の卒業の意味に触れた説明がなされます。小学校におけるスクールカウンラーに一章分が割かれます。教師との距離感の記事も大いに参考になります。巻末には一問一答、用語解説まで付きます。著者自身の経験の事実をして語らしめ、陥りやすい「死角」に言及されています。