ライフ・イズ・ミラクル [DVD] の感想
参照データ
タイトル | ライフ・イズ・ミラクル [DVD] |
発売日 | 2006-04-05 |
監督 | エミール・クストリッツァ |
出演 | スラブコ・スティマチ |
販売元 | アミューズソフトエンタテインメント |
JANコード | 4527427652989 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
こんなに明るくて元気な映画は観たことがありません。
けっこう悲惨な状況なのに、これは国民性?
(・・実はその「国」が崩壊していく時期の話ですが・・)
説明的なセリフで語るのではなく
舞台装置(線路、列車、窓、屋根裏部屋)や動物(ロバ、馬、犬、猫)に
「語らせる」、映画らしい映画!!!
大人向きのファンタジー。
けっこう悲惨な状況なのに、これは国民性?
(・・実はその「国」が崩壊していく時期の話ですが・・)
説明的なセリフで語るのではなく
舞台装置(線路、列車、窓、屋根裏部屋)や動物(ロバ、馬、犬、猫)に
「語らせる」、映画らしい映画!!!
大人向きのファンタジー。
ボスニア紛争を背景に繰り広げられるヒューマンドラマ。
いや、アニマルドラマ?
紛争・戦争が背景に扱われる映画はどうも身構えてしまう。
緊迫感を感じずにはいられなくなってしまうけれど、
ダニス・タノヴィッチ監督の映画「ノー・マンズ・ランド」と同じく、
その点においてはこの映画も相当にゆるい。
シリアスかと思いきや、むしろシニカル&コミカル。
始まってしまった「誰かの戦争」よりも、
やっぱりサッカーや恋愛や家族のほうが大事。
でも現実からは逃れられない。
そのあたりのバランス感覚が実に絶妙だった。
また、素晴らしく美しい風景と、
圧倒的な存在感のある音楽、
個性的かつ魅力的な動物たちがぐんぐんとその世界に引き込んでくれる。
最後まで観ないと良さが分かりにくい映画かもしれない。
それほどに、ラストシーンにはグッとくるものがあった。
いや、アニマルドラマ?
紛争・戦争が背景に扱われる映画はどうも身構えてしまう。
緊迫感を感じずにはいられなくなってしまうけれど、
ダニス・タノヴィッチ監督の映画「ノー・マンズ・ランド」と同じく、
その点においてはこの映画も相当にゆるい。
シリアスかと思いきや、むしろシニカル&コミカル。
始まってしまった「誰かの戦争」よりも、
やっぱりサッカーや恋愛や家族のほうが大事。
でも現実からは逃れられない。
そのあたりのバランス感覚が実に絶妙だった。
また、素晴らしく美しい風景と、
圧倒的な存在感のある音楽、
個性的かつ魅力的な動物たちがぐんぐんとその世界に引き込んでくれる。
最後まで観ないと良さが分かりにくい映画かもしれない。
それほどに、ラストシーンにはグッとくるものがあった。