帰れないヨッパライたちへ―生きるための深層心理学 (NHK出版新書 384) の感想
参照データ
タイトル | 帰れないヨッパライたちへ―生きるための深層心理学 (NHK出版新書 384) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | きたやまおさむ |
販売元 | NHK出版 |
JANコード | 9784140883846 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門 |
購入者の感想
さほど専門的ではなく、心理学っぽい本を読んでみたい人にお勧めできます。
心理学といっても範囲が広いようなので、よくある心理学の話を抜粋して紹介している感じでしょうか。
(詳しい人から見れば、何言ってるんだと思われるでしょうけど)
中心的なテーマとしては、日本人の家族における三角関係。
ギリシャ神話ですと父親殺し、日本の古事記でも父親が何度も息子に難しい課題を与えて旅に出す、といった話が類書でも紹介されます。
本書で目新しいのかなと思ったのは、江戸時代の春画で描かれていた日本女性の姿でした。
子どもと旦那(間男)を同時に相手にしている絵を掲載しながら、日本では、奥さん・お母さんが上手に三角関係の緩衝役として存在している、という解説がありました。
類書でもよく扱われている話題を、誰でも読めるように、上手に文章にしてくれている感じです。
精神分析専門家であり、作詞家だけに、伝わりやすさに気をつかって書かれた感じがしました。以上、ご参考までに。
心理学といっても範囲が広いようなので、よくある心理学の話を抜粋して紹介している感じでしょうか。
(詳しい人から見れば、何言ってるんだと思われるでしょうけど)
中心的なテーマとしては、日本人の家族における三角関係。
ギリシャ神話ですと父親殺し、日本の古事記でも父親が何度も息子に難しい課題を与えて旅に出す、といった話が類書でも紹介されます。
本書で目新しいのかなと思ったのは、江戸時代の春画で描かれていた日本女性の姿でした。
子どもと旦那(間男)を同時に相手にしている絵を掲載しながら、日本では、奥さん・お母さんが上手に三角関係の緩衝役として存在している、という解説がありました。
類書でもよく扱われている話題を、誰でも読めるように、上手に文章にしてくれている感じです。
精神分析専門家であり、作詞家だけに、伝わりやすさに気をつかって書かれた感じがしました。以上、ご参考までに。