Native Instruments グルーヴ制作システム MASCHINE Mikro MK2 Black の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

DTM初心者です。
パッド系のコントローラーを何か買おうと思い、
高いものは避けて「MIKRO　MK2」を購入しました。

しかし、動画サイトなどを見て一通り操作を覚えたものの、
私は使わなくなってしまいました。

理由は「操作の複雑さ」。

ツマミやボタンの少ないMIKROは、それらを組み合わせ
本体の小さなモノクロ液晶を見ながら操作します。
どうしても初心者は混乱します。

多くの操作をPC側でやってしまえば大丈夫なのですが、
MIKROは「とりあえず始めてみたい人の為の入門機」というよりは、
「上位機種で操作に慣れた人が、ライブ用に持ち運ぶポータブル機」
という感じなんだろうなと思いました。

とはいえ、
現在のMASCHINEシリーズには、新品購入すれば
約12万円分の音源やエフェクター等の詰め合わせ、
「KOMPLETE　SELECT」が無償で貰えます。
このソフト郡を入手する為にMIKROを購入するのはコスパ的にアリでしょう。

この「KOMPLETE　SELECT」から、
上位ソフトである「KOMPLETE」「KOMPLETE ULTIMATE」へのアップグレードも可能なので、
将来性もあります。

私は結局「MASCHINE　STUDIO」に買い換えました。
難易度は一気に下がり、楽しく使えております。

最後に、MASCHINEシリーズを中古やオークションで買おうとしている方へ。
MASCHINEシリーズは、同梱ソフトウェアの
「MASCHIEN　ソフトウェア」とコントローラーの合わせ技で使う道具です。

ソフトウェアが付いて来なければ使用出来ませんし、
ソフトウェアが付いていてもアクティベーションが必要となり、
前所有者がメーカーに解除して貰っていなければ使えません。

更にソフトウェアのバージョンが古い場合は、

この低価格でMASCHINEを使えるのはコストパフォーマンス的にかなりのアドバンテージかとは思うので星5つです（特にKOMPLETE 10 ULTIMATEと連携させると相当面白いことができそうです）。ただ上位機種と比べると省略されてしまったものが多いので色々と面倒な操作を上位機種に比べると強いられます（まあ慣れれば済む話かもですが）。個人的にはケチらずに上位機種を購入したほうが良かったかなと少し後悔してます。でもまあ初めは面喰らいましたけれど使い込んでいく内に「なんだMIKRO mk2でもこんな事まで実はできるんだ!!」という事がだんだんとわかってくるのでそこら辺は結構大丈夫かなと思い始めてます。ただ、そこまで至るのに結構かかったので、入門機という位置づけのくせに実はある意味上位機種よりも敷居が高いのでは？という感じがします。