シャチハタ ネーム9専用 補充インキ 朱 XLR-9N の感想

もう20年ぐらい前のシャチハタxstamperを使い続けて、とうとうインクがなくなってしまいました。
宅配便の受け取りに使うぐらいの用途なので、わざわざ新しいのを買うのもためらわれたので、補充インキの交換を検討。
さすがに昔のシャチハタ対応と明記した補充インキが見当たらなかったので、現在のネーム９という商品用を購入しました。

入れ替え後、印面を下にして24時間置くとありましたが、仕事で使用する訳ではないのでその点は問題ないですし、その後まったく問題なく使用が出来ています。

また20年使えると嬉しいです。

シャチハタの定番のサイズである浸透印の『ネーム9』シリーズ専用のインクカートリッジです。

□　使い方
本体のシルバーになっている辺りを引っ張る。
そうするとスタンプになっている部分が外れ、黒いプラスティックに赤いスポンジが付いているカートリッジが取り外せます。
本製品は写真にある白っぽいカバーを外して、丸ごと交換するだけで利用できます。
後は印鑑の向きに気をつけながら、分離した本体を戻すだけでOKです。
2〜3時間ほどスタンプの部分を下に向けて立てておけば補充できます。
余りにインクがなくなっている場合は、一本目を補充して少しの期間を置いてすぐに二本目をつけるといいそうです。

□　気になる点
このカートリッジは意外と劣化しやすいそうです。
その割りにインクは長持ちし、この新品のカートリッジ一つで1,000回以上は押せます。
二個セットですが、一般の使用頻度ならかなり長期間にわたって交換せずに使用可能です。
なので残りの一つは袋に包むなどした上で、余り暑くならないような場所で保管しておかないと、いざ切れたとしても使えなくなっている可能性があります。
購入したら、もう一つは身近な人にあげるか、勿体無いですが一本目で補充を終わらせたらすぐに二本目に交換してしまうのがいいかもしれません。

□　注意点
赤いスポンジの部分に直接インクを補充する方法もあります。
シャチハタの浸透印用のインクであれば可能ですが、他社の製品やインクの種類が違うものを用いると浸透させる部分が詰まって補充が不可能になってしまう場合もあるようです。
また入れすぎると印影がにじんだり、染み出してきたインクで○が二重になったりしてしまいます。
また、カートリッジを交換して暫く利用しても浸透しない場合は、ネーム9自体が寿命になっているケースもあるようです。
僕の使っているものも、交換して数時間どころか数日経ってからインクが乗ってくるので、そろそろ寿命なのかなと思っています。