虹の橋富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 (角川ルビー文庫) の感想

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参照データ

タイトル虹の橋富士見二丁目交響楽団シリーズ外伝 (角川ルビー文庫)
発売日2014-07-31
製作者秋月 こお
販売元KADOKAWA/角川書店
JANコード9784041017081
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

ネタバレしていますので未読の方はご注意を。

悠季が教える立場として一歩ずつ成長していく様子が見て取れる『楽園の雲雀たち』が約60ページ。
T&Tが軌道に乗るまでは苦労が絶えないであろう宅島隼人氏と、迷いや悩みや人間関係に翻弄される由之小路貞光くんとが
日々に忙殺されていく表題作『虹の橋』が約130ページ。

『楽園の…』にある福山師の至言にはぐっと来るものがあるのですが、何といっても本巻は表題作。
これまで今ひとつ何を考えているのか掴みにくかった宅島&貞光の心情を垣間見ることができ、とても新鮮です。
私の中での宅島氏は、『デキる五十嵐くん』的なイメージだったのですが(どちらにも失礼)、
あぁ、この人はかーなーりー男前な人だったんだ。
と今更ながらに気付かされました。
圭のように浮世離れした王様のような存在ではなく、身近にいそうでいない男性。そのあたりの魅力が大いに感じられる一冊だと思います。

このレビューは次作『虹を渡るコラール』読了後に書いています。
これまでの経緯からして出てこなければ不自然なくらいの『桐ノ院オケ』構想がいよいよ本格化して、話し向きも面白くなってきました。
貞光くんの存在感もいよいよ増してきますので、そういった意味でもこの『虹の橋』はおさえておきたいところです。

思わぬことに あの話がどんどん実現していく・・・そんな外伝です
外伝と言うよりも 続編と言いたいような・・・・

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