FINAL FANTASY V Original Sound Track Remaster Version の感想

わたくしが初めて買ったＣＤです(中古でしたけど(笑))。その当時小遣い制、月に500円の時代です。J-POPなんかに全く興味もおきてない、家には古いＣＤプレイヤーが父親の部屋に一台あるきり、というそんな状況でもどうしても欲しくて買った・・・そういうＣＤでした。
今でこそ古き良き時代のＦＦと呼ばれるＦＦV。やはり音楽も当時としては洗練されたものであったと思います。ゲームをプレイして、その後「新しき世界」を聴いて感慨に耽れない人はもはや人間の心を持ち合わせてはいない!!とも言えるこのＣＤ。ＦＦIVやＦＦVIのＣＤと一緒に購入して古き良き時代のＦＦに想いを馳せてみては？

ＦＦ５においてスーファミの制限されたグラフィックの中で

描ききれなかったディテールを完璧に補完したのは

まさに植松さんのこれらの楽曲だと思います。

グラフィックが進歩するにつれ、音楽までメロディアス

にするとかえって絵が強くなりすぎるという理由で

７以降のＦＦはあまりメロディーが前面に出てきてないようですが

この当時はグラフィックに限界があったせいか

音楽がこれでもかと前面に出ているように思います。

５のメインテーマを聴いたら、多分、ＦＦを知らない人でも

広がる草原や雄大な緑の大地、銀嶺、風、青空などを想像し、

およそイメージにブレがないと思います。

ここらへんの表現力には凄いものがあるなと思いました。