恋染紅葉 3 (ジャンプコミックス) の感想

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参照データ

タイトル恋染紅葉 3 (ジャンプコミックス)
発売日2013-01-04
製作者ミウラ タダヒロ
販売元集英社
JANコード9784088706030
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

翔太の微妙な三角関係がこのまま順調に進んでは
ラブコメ漫画としてはおもしろくありません。

と思っていたら、
やっぱり出ました!
翔太・紗奈・由比の三人の関係を引っかき回す女の子、小鳥が!

小鳥は紗奈と由比と同じドラマに出演しているものの
役どころとしては紗奈と由比に次ぐ3番目の模様。
それが気に入らないようで、紗奈と由比が気にしている
翔太を利用して紗奈と由比を動揺させて
自分がトップにおどりでるつもりのようです。

小鳥はいろいろな手で紗奈と由比に動揺するような
ことを仕掛けますが、これがおもしろい!
翔太に告白させたり、お弁当作ってあげたり、
さらにはいちゃついているところを紗奈と由比に見せたりと、
めちゃくちゃ読者にはおもしろい展開です。
これぞラブコメ!って感じです。

この小鳥の行動が紗奈と由比に動揺を与えますが、
紗奈と由比の小鳥に対するヤキモチとでも言うのでしょうか、
そのヤキモチを通じて逆に紗奈と由比に
翔太への自分の本当の気持ち気づかせる
きっかけにもなってしまいます。

小鳥は意地悪ばかりしてきますが、
実の彼女は本当は良い子です。
兄弟思いの良いお姉ちゃんです。
翔太達には意地わるを、兄弟には優しさを、
このギャップがまた小鳥の人物像に
深みを与えてかわいさを増して、
悪いことをしているのだけれど憎めない
良いキャラクターになっています。

さて、今巻は小鳥が3人の仲を引っかき回す
楽しい内容でしたが、
自分の気持ちに気づいてしまった
紗奈と由比の今後の行動も気になります。

次巻では小鳥を含め、
自分の気持ちに気づいてしまった紗奈と由比、
翔太達3人の恋模様もより進展すると思いますので
次巻に期待大です!

前半は主人公の翔太が「紗奈と過ごせる夏はこれで最後かもしれない」と思いつつも、その翔太を一途に想い続けるナナ(由比)とのデートで彼女の言動にドキッとする様子が見られます。

そして3話目(シーン15)で春日小鳥が初登場。
彼女は今をときめくアイドルユニット7ドロップスのセンター。
だが負けず嫌いな彼女は紗奈やナナへの嫉妬心から2人が親密な翔太に近づき…?

確かに彼女のやっていることは陰湿と言える決して誉められることではないです。
しかし、かつて7ドロップスがトップアイドルに躍り出る前、初めての大舞台・初めての大人数の前で歌う直前、控室で不安と緊張が漂うメンバーたちに、自分もそれらを覚えつつも自ら場を和ませ緊張をほぐす言動は本当は良い子なんだと思わせるには十分でしたし、現在でも握手会での「あっ!前回も来てくれましたよね!?」などから分かるようにファン1人1人を覚えている様には彼女のプロ意識を感じさせます。
また彼女についての悪い噂が世間(一部)で飛び交う中、家族の前では心配させまいと健気に振る舞う様子や彼女の家の事情、「今」の7ドロップスでの彼女の立ち位置等、根は良くしっかりした明るい子であるのと同時に彼女自身も不安や陰湿と闘っているのが良く分かります。

そして次巻では翔太が最高にカッコイイので(特に)未読の方は是非コミックスで読んで頂きたいですね。
…まぁそれにしても小鳥に気持ちを揺さぶられる(振り回される)紗奈やナナも可哀そうではあるんですけど…彼女たちの憂いや「想い」も含めて読み応えがあると思いますよ。

次巻で最終巻となってしまったのは残念な気もしますが(第4巻も)最後まで見届けたいです。

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