Pacific Rim: Man, Machines & Monsters: The Inner Workings of An Epic Film の感想

カスタマービデオレビュー 長さ:: 1:24 分

日本語 パシフィック・リム ビジュアルガイド

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『Pacific Rim: Man, Machines, and Monsters』は映画のためのアートとメイキング’オブの本だ。

これはとても良い本だ。大きくハードカバーで、156ページ。付録としてステッカーと大きいポスター２枚もついてくる。

この本の内容は素晴らしいものばかりだ。コンセプトアート、セット写真やプロダクションについての記事やコメントが多く収録されている。本のレイアウトも美しい。

コンセプトアートにはキャラクター、イェーガー、カイジュウと映画のシーンが含まれている。ほとんどのアートはカイジュウとイェーガーで、これが本の半分以上だ。デベロップメントアートも同じぐらい素晴らしい。イェーガーの前と後ろと頭のクロースアップや、戦いでダメージを受けたバージョン、３Dワイヤーフレーム、３Dモデル、採用されなかったコンセプトなど、細部まで見られる。

カイジュウは甲殻類-トカゲ-昆虫に影響を受けている。デザインは威嚇的、危険でとても良い。テクスチャーは上出来だ。彫刻された模型は素晴らしい。私の数えが正しければ、１２体のカイジュウがいた。ギレルモ’デル’トロ（Guillermo Del Toro）は相変わらずとてもユニークなアートディレクションのセンスを持っている。モンスターがとても好きだというのが明らかだ。

セットデザインは写真やアートで表現されている。これもまたとても細かく、荒れ乱された雰囲気が出ている。

この本の解説は最高だ。キャラクター、イェーガーとカイジュウのデザイン、プロダクションについての話など、読むことがたくさんある。