ダ・ヴィンチ 2014年 09月号 [雑誌] の感想

『りぼん』中心の少女漫画特集ときいて、つい購入。内容はダ・ヴィンチらしい、広く浅い企画でした。

特に新しく得る知識や面白い評論はないけれど、忘れられない作家さんたちの名前と小さなカットが羅列されているのを見るだけでも、ちょっと幸せなきもちになりました。せめて代表的な作家さんだけでももうちょっと詳しいプロフィールを載せて欲しいとは思うけれど、ダ・ヴィンチ的には限界かな。それでも小さくても高橋由佳里先生や小椋冬美先生の名前も見つけて個人的には満足。
それから、大事にしていたふろくの写真も懐かしくてうれしい。
『りぼん』以外の少女漫画雑誌（「なかよし」「別マ」「少コミ」「花ゆめ」等）もさらってあります。

そして一番良かった記事は、江口寿史先生の「陸奥A子先生論」でした。漫画家である江口さんが語る陸奥さんの新しさを読んで、ほうっ、と感心しました。