月刊 紙の爆弾 2014年 08月号 [雑誌] の感想
参照データ
タイトル | 月刊 紙の爆弾 2014年 08月号 [雑誌] |
発売日 | 2014-07-07 |
販売元 | 鹿砦社 |
JANコード | 4910027190843 |
カテゴリ | ジャンル別 » 雑誌 » 文芸・総合 » 総合 |
購入者の感想
日本の大手メディアは自分たちや彼らのステークホルダー(記者クラブで情報独占提供してくれる政府省庁や彼らのスポンサー企業等)にとって都合の悪い、ある一定レベル以上の情報には自主規制をかけていることは、東電福島第一原発事故やネットの普及により多くの人が知ることになりました。その意味では、日本には真に純粋なジャーナリズムはほぼ存在しません。これはあらゆる日本の問題の根幹となっており、最も深刻な問題と言えます。
こうした我が国のジャーナリズム不在の中、本誌「紙の爆弾」は、メディアのタブーの代表格である大手芸能プロダクションのスキャンダル、とりわけ政府から裏社会まで手玉に取る「芸能界のドン」率いるバーニングプロダクションのスキャンダルを、今月号でも厳しく追及しています。
「16億円の産廃トラブル」という記事ですが、この記事の告発元である、政治結社「大日本新政會」のウェブサイトは、この産廃トラブルを告発した矢先、仮処分を受けたのか閉鎖されてしまいました。それもあって本誌が活字にしてくれた意義は大きいと思います。
それにしてもジャーナリズムや告発、透明性が高く風通しの良い社会に不可欠なネットにおける表現の自由、言論の自由を認めない日本の裁判所の仮処分には、日本の司法が国内外から「中世」と揶揄される由縁を改めて痛感させられました。
日本唯一に近い、タブーなき純粋なジャーナリズム精神を持った調査報道メディアである「紙の爆弾」には、今後も期待しています。英ガーディアン誌、独デア・シュピーゲル誌のような、国際的に認められ、影響力と真のジャーナリズム精神を持った雑誌が日本にも存在する事を願います。
こうした我が国のジャーナリズム不在の中、本誌「紙の爆弾」は、メディアのタブーの代表格である大手芸能プロダクションのスキャンダル、とりわけ政府から裏社会まで手玉に取る「芸能界のドン」率いるバーニングプロダクションのスキャンダルを、今月号でも厳しく追及しています。
「16億円の産廃トラブル」という記事ですが、この記事の告発元である、政治結社「大日本新政會」のウェブサイトは、この産廃トラブルを告発した矢先、仮処分を受けたのか閉鎖されてしまいました。それもあって本誌が活字にしてくれた意義は大きいと思います。
それにしてもジャーナリズムや告発、透明性が高く風通しの良い社会に不可欠なネットにおける表現の自由、言論の自由を認めない日本の裁判所の仮処分には、日本の司法が国内外から「中世」と揶揄される由縁を改めて痛感させられました。
日本唯一に近い、タブーなき純粋なジャーナリズム精神を持った調査報道メディアである「紙の爆弾」には、今後も期待しています。英ガーディアン誌、独デア・シュピーゲル誌のような、国際的に認められ、影響力と真のジャーナリズム精神を持った雑誌が日本にも存在する事を願います。