英語論文基礎表現717 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル英語論文基礎表現717
発売日販売日未定
製作者安原 和也
販売元三修社
JANコード9784384033526
カテゴリジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » 英語よみもの

購入者の感想

例えば27ページ、096番の「at the outset: まず初めに、最初に」の表現を使ってみるとする。
本書の例文には、
The following fact should be made clear at the outset.(まず初めに次の事実が明らかにされるべきである)
とあり、続けて類似表現として to begin with, in the first place、および関連表現としてat the outset of NPが載せられているだけである。
これで、十分に手がかりはつかめた。

さてこれを、自分の論文で使ってみる。
英文を書く前に、例文の一部をGoogle scholarで検索してみれば、与えられた手がかりがより確実なものとなる。
"should be made clear at the outset"のように、クォーテーションで囲んで検索すると、1,200個ほどの論文用例が出てくる。

すると、例えば
"It should be made clear at the outset that we were not concerned with the specificity or sensitivity of diagnostic or therapeutic methods”
のように、この用例は that構文を伴う使われ方がごく一般的であることがわかってくる。

そうしてはじめて、実際に真似して論文の一節に使ってみるのだ。
表現の幅がぐっと広がり、他の論文用例を複数確認したことで、安心感が増す。

用例を見つけたら自分でさらに類似用例を集めて繰り返し真似することをおいて他に、自分の言葉として修得する術などありえないと思う。
基礎表現717個が多い少ないなど議論することは、ナンセンスでしかない。
すべての情報を1冊に網羅している参考書など、世の中にありはしないのである。
英語の参考書が活用しがいのある良書となるかどうかは、本書に限らず、ただ本人の努力次第だと思う。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

英語論文基礎表現717

アマゾンで購入する
三修社から発売された安原 和也の英語論文基礎表現717(JAN:9784384033526)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.