wacom Intuos Creative Stylus 2 極細ペン先 iPad用筆圧ペン CS600PK の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

対応アプリのBamboo Paperで使ってみました。
普段iPadではAdonit Jot Touch 4を使いProcreateで絵を描いています。
描写のズレに関しては他の方が言われているような状態ですので省きますが、
今後のアップデートや、対応アプリの追加により多少はそのズレも少なく使えるのではないかとは思っています。

自分なりにいろいろ方法を試してみた結果
Bamboo Paperを使うときはiPadは縦向きにし、手が触れる事による誤作動が比較的少なくなる全画面化（ダメなら素直に手袋をするかハンカチ等を載せるしかないです）、ペンの持ち方は短くどんな場合でも傾きを常に固定する。それから傾きが起きにくくするために指先の範囲からなるべく出ないように描くとズレが出にくく描き易かったです。

最後に個人的な意見ですが、iPad はお絵描き用液タブの代わりにはなれないと思います。
僕はCintiq 22HD ,Asus B121,iPad airを持っていますが、古い世代の技術を使っている(大昔の液タブのペンが使えたので)と思われるB121のwacomペンでさえ、この製品やJot Touch 4より自然な線が描けます。
ここらへんは現在の静電容量式スクリーンの限界では無いでしょうか？
現状、iPadをお絵描き用の液タブと同じように使うには新しい技術や方式を取り入れた次世代モデルを待った方がいいと思います。

iPadで絵を描けるんじゃないかと期待して買いましたが、他の方も書いているように現在のところは使い物になりません。
Bomboo Paperではパームリジェクションの誤動作で手をつけて書くと一瞬だけ「アプリ切り替え」の動作と認識されるようで、
ペンとの接続が切れて再接続まで数秒かかります。これだけでもうっとおしいのに、復帰したときに直前のポイントからとか
画面外からいまペンのあるところまで一直線に線が引かれるなど、描いてるものを台無しにされたと感じてしまう動きが多すぎる。
Undoがあるからといって許せるものではありません。

またペン先をタッチしてなくてもホバー状態で線がかけてしまうため、文字を書いても一筆書きのようにつながってしまいます。

まったくもって今買うべきではないでしょう。対応アプリケーションのチューニングでなんとかなるレベルなのか疑問ではありますが、
まさに「欲しい機能」をもったデバイスなので即買いしたわけで、使えるようにWACOMにはなんとかがんばって欲しいです。
それと、ハードウェアだけ出来たからといって売るのはもう止めてください。一般人が使えるレベルにソフトウェアを磨き上げてから
発売しないと、メーカーの評判を落とすだけです。