Android端末向けUSBキーボード付きレザーケース　10インチタブレットＰＣ用 の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

DORAGON TOUCH X10用として購入しました。
キーボードの大きさや押し具合はまずまずですが、専用品では無いので、タブレットの押さえ金具に不満な箇所がありました。
そのため、私が押さえ金具に工夫した点を述べます。

（1）タブレットを装着すると、マイクロUSBの端子部分が左側の押さえ金具の中央部分に当たりますので、邪魔です。
ペンチを使用して、ゆっくりと左側面方向に力を入れて引っ張ると、接着材で固定されている押さえ金具を引く抜くこと出来ます。
引き抜いた箇所は厚さ1mm位の黄土色のボール紙のような内装材が見えますので、内装材端面を黒のマジックインキで塗り潰します。

（2）残った押さえ金具（上1箇所と下2箇所）のバリ処理がされていないので、そのまま使用すると、タブレットに小さな傷が発生します。
他の方が述べている用に、熱収縮チューブで押さえ金具を被覆します。
熱収縮チューブの直径＝20mm×長さ=1m、1本を電気部品屋で購入しました。
値段は140円です。これを長さ20mmにハサミで切り、押さえ金具に差し込みます。
半田ごてを熱収縮チューブに当て、ケースに半田ごてを当てないように注意しながら、チューブを収縮させます。
押さえ金具からはみ出た約5mmは余分になりますので、ハサミで切ります。
押さえ金具の向きをペンチで修正すれば、完成です。

右上のゴムバンドを使用しなくても、上の押さえ金具（ケース内部のゴムバンドの力）で、程よくタブレットを押さえてくれました。
左右のスペースは1～2mm、上のスペースは5ｍm程でしたので、上部にあるDORAGON TOUCH X10の電源スイッチにも干渉しない大きさでした。
マイクロUSB端子への変換コード（コード長12㎝）を接続したままでも、タブレットの下部のスペース12～13mmに収納できます。
強い衝撃で左右に振られれば、側面を破損する可能性はありますが、1000円以下でキーボード付きのケースが入手できたので、非常に満足しました。

作業をするのには確かに魅力的なものかと思います。　
持ち歩くにしてもノートPCよりも気軽に運べますし。
しかし全体的に作りが甘く私の場合タブレットを固定するためのフックが下２つとも取れていました。
その程度なら許容範囲です。専用の接着剤でつけ直せば良いだけなので。
問題はこのカバー・・・

画面に傷が付くのです

べつに間にゴミが入っていて擦れたわけではありません。
このカバーはキーボードが若干盛り上がっているため閉じた時タブレットの液晶に届いてしまうのです。
そのことに気がつかなかった私のタブレットは気が付けばキーボードによる擦り傷だらけで液晶はざらざらです。
現在は手を加えて当たらないようにしていますが、そうまでしなければならないこのカバーを他人に推すことはできません。

　
acer ICONIA TAB A500用にブラックを購入したのですが、
タブレットを固定する部分とサイズが微妙に合わず、
結局ケースとして使い物になりませんでした。
　
またICONIA TAB A500の場合、Shift+Spaceでは
漢字入力モードに切り替わりませんので、この点でも
使えません。

製品自体に問題はありませんが、同じ10インチでも
タブレットによって大きさが微妙に違いますので
購入しようとされている方はご注意下さい。
　
ミリ単位の寸法など、もう少し詳細な製品情報があれば
お金をムダにせずに済んだのに、という意味で、星を
３つにさせて頂きました。