ビジネスモデルのグランドデザイン の感想
参照データ
タイトル | ビジネスモデルのグランドデザイン |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 川上 昌直 |
販売元 | 中央経済社 |
JANコード | 9784502691805 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » オペレーションズ |
購入者の感想
事業をつくるときには大きく分けて2つのやり方があると思う。1つ目はこんなことやったらおもろいからやるといって、直感的に行動するやり方、もう1つは机の上で分析を重ねて理論を用いて成功するやり方を積み上げるやり方。
後者の机の上で分析をする時に使われるのが、ビジネスモデル。そのビジネスモデルの復習と新しい視点を入れたのがこの本。顧客を決めて、価値をどう提供するのかを考え、利益を生む。
「ビジネスモデルとは?」を学ぶのにいいかもしれない一冊。
【キーワード】
模倣の対象
金と顧客
目的
ビジネスモデル
分析→デザイン
【引用】
どのような顧客に対して、どのような価値を、どのようにして提供し、最終的にどこで儲けるのかといった設計図のプレゼンテーションが必要である。このような場合に、ビジネスモデルが真価を発揮する
顧客満足と利益を主従関係でとらえるとするならば、顧客満足が「主」、利益は「従」である
まず顧客を明確化し、そののち当該顧客に共通の要望を、提供物を通じて満たす。それこそが、バリュー・プロボジションへの典型的なアプローチ方法
顧客は目に見える商品を欲しているのではなく、「何らかの問題を解決したがっている」
顧客へのバリュー・プロポジションとは、顧客に対して、わが社と取引をすれば「○○という成果を約束する」ということを訴えるもの
【メモ】
(支払意欲-価格)+(価格-コスト)=価値
ビジネスモデル/事業システム
ビジネスモデルの構成要素
I.O.Uアプローチ
4Pと4C
2つのプライシング
収益モデル
利益創出
【手に入れたきっかけ】
覚えていない…
後者の机の上で分析をする時に使われるのが、ビジネスモデル。そのビジネスモデルの復習と新しい視点を入れたのがこの本。顧客を決めて、価値をどう提供するのかを考え、利益を生む。
「ビジネスモデルとは?」を学ぶのにいいかもしれない一冊。
【キーワード】
模倣の対象
金と顧客
目的
ビジネスモデル
分析→デザイン
【引用】
どのような顧客に対して、どのような価値を、どのようにして提供し、最終的にどこで儲けるのかといった設計図のプレゼンテーションが必要である。このような場合に、ビジネスモデルが真価を発揮する
顧客満足と利益を主従関係でとらえるとするならば、顧客満足が「主」、利益は「従」である
まず顧客を明確化し、そののち当該顧客に共通の要望を、提供物を通じて満たす。それこそが、バリュー・プロボジションへの典型的なアプローチ方法
顧客は目に見える商品を欲しているのではなく、「何らかの問題を解決したがっている」
顧客へのバリュー・プロポジションとは、顧客に対して、わが社と取引をすれば「○○という成果を約束する」ということを訴えるもの
【メモ】
(支払意欲-価格)+(価格-コスト)=価値
ビジネスモデル/事業システム
ビジネスモデルの構成要素
I.O.Uアプローチ
4Pと4C
2つのプライシング
収益モデル
利益創出
【手に入れたきっかけ】
覚えていない…
タイトルとレビューの評価の高さで早速購入。しかし、がっかりしました。
大手コンサルに勤めていた時にどっぷりつかっていた時と同じにおいがして
、ほんとに学者さんかと思い、その場でスマホで検索してしまいました。
著者の過去の研究を見ると、移転価格、EVA、リスクマネジメント、価値経営など、
その時々の流行のテーマの論文が数編ずつあるのだが、 一貫性がなく、何の専門家なの不明。
少なくとも、論文の履歴を見る限りでは戦略やビジネスモデルの論文はここ2年ほどの数編しかなく
、専門家じゃない。ある意味納得。
内容は従来研究の表層を寄せ集めたパッチワークで、ところどころ間違いも散見される。
ネーミングはうまいが、その中身は従来研究の主張を劣化させて取り込んだだけで、
各概念を深めるわけでもなく、相反する活動の整合性をとるわけでもない。
戦略論を専門的に学んだことのある方や一定規模の会社を経営している経営者・上級管理職ならば、
この意味はよくわかるはず。
一例をあげるなら、オーバーシューティングの件では、クリステンセンは戦略、組織、資源配分の観点から深く分析しているが、
本書では表面的な単品の製品の魅力としてしかとらえていないために、どうすればできるのかという点で示唆がない。
せいぜい、ブルーオーシャンの枠組みを提示するのみに留まっている。
似た視点で書かれた少し古本だが、榊原先生のイノベーションの収益化と比べると、
分析枠組みの不十分さを理解してもらえると思う。
ケースについても、「仕組み」ではなく単品の魅力について取り上げたり、「利益」の出ていないケースだったり、
理論部分と齟齬がある。WTPの分析に至っては完全にトートロジーで、WTPの概念やその概念を使う意義さえ理解していないようだ。
レビュワーのレビュー履歴を見れば、関係者によるステマもしくはご厚意は一目瞭然で、
それに気がつかなかった自分が迂闊だったということか。
大手コンサルに勤めていた時にどっぷりつかっていた時と同じにおいがして
、ほんとに学者さんかと思い、その場でスマホで検索してしまいました。
著者の過去の研究を見ると、移転価格、EVA、リスクマネジメント、価値経営など、
その時々の流行のテーマの論文が数編ずつあるのだが、 一貫性がなく、何の専門家なの不明。
少なくとも、論文の履歴を見る限りでは戦略やビジネスモデルの論文はここ2年ほどの数編しかなく
、専門家じゃない。ある意味納得。
内容は従来研究の表層を寄せ集めたパッチワークで、ところどころ間違いも散見される。
ネーミングはうまいが、その中身は従来研究の主張を劣化させて取り込んだだけで、
各概念を深めるわけでもなく、相反する活動の整合性をとるわけでもない。
戦略論を専門的に学んだことのある方や一定規模の会社を経営している経営者・上級管理職ならば、
この意味はよくわかるはず。
一例をあげるなら、オーバーシューティングの件では、クリステンセンは戦略、組織、資源配分の観点から深く分析しているが、
本書では表面的な単品の製品の魅力としてしかとらえていないために、どうすればできるのかという点で示唆がない。
せいぜい、ブルーオーシャンの枠組みを提示するのみに留まっている。
似た視点で書かれた少し古本だが、榊原先生のイノベーションの収益化と比べると、
分析枠組みの不十分さを理解してもらえると思う。
ケースについても、「仕組み」ではなく単品の魅力について取り上げたり、「利益」の出ていないケースだったり、
理論部分と齟齬がある。WTPの分析に至っては完全にトートロジーで、WTPの概念やその概念を使う意義さえ理解していないようだ。
レビュワーのレビュー履歴を見れば、関係者によるステマもしくはご厚意は一目瞭然で、
それに気がつかなかった自分が迂闊だったということか。