儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書 の感想

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『新しいビジネスをつくる』、『既存のビジネスを変革させる』。
組織を発展させるために必要な二つのことは、非常に難しいものです。
これまでも、世界中にビジネスモデルの良書はたくさんありましたが、
そのほとんどが難しく、ある一定の知識をもった人ではないと本質を理解しにくいことや
読み物として素晴らしくても実践に結びつけにくいものが多かったように思います。

こちらの本は、まさに既存のビジネスモデル本を覆すほど、
シンプルであり、わかりやすい。
そのため、ビジネス初心者〜上級者まで、
あらゆる方が読んで、気づきがある内容になっています。

事例が豊富であり、良い例と失敗例の両方が記されていることも
フレーム活用の理解を深め、より実践に落とし込めるようになっています。
『9セルメソッド』がわかりやすいため、早速、本の一部をスマホのカメラに収めておき、
プロジェクト会議にて活用してみたところ、皆に好評で、非常に議論が深まりました。

このように、読み物としての本ではなく、実践する本。
まず、自身の考察力を高め、現場で大いに活用し、チームメンバーで共有する、
その繰り返しによって、自身もチームも、そして結果的に事業そのものが
大いに発展していくのだと感じます。
これからの日本経済の発展に大いに貢献する、良書だと思いました。