小6から偏差値が15上がる中学受験合格法 の感想

首都圏在住です。
中学受験も珍しくない地域に住んでいます。
実際に我が家でも中学受験を控えた息子がおります。
昔、私が受験生だった頃は『受験は本人の頑張り！！本人の努力！！』と言われていました。
私自身『勉強しろ！勉強しろ！！』と一方的に責められて育ってきたので勉強が大嫌いでした。
そんな時代でなかったら・・・
当時、こんな事を大きな声で唱えてくれる大人がいてくれたら・・・
親の考えも私自身も違った人生があったのではないか・・・と。。。

当たり前の事を当たり前にやる。とか、時間の使い方。とか、親の役割は環境作り。だとか、
受験は家族一丸となって立ち向かうモノ。本人だけの問題ではない。
と、目からうろこでした。

これを読んだからと言ってすぐに成績アップに繋がるとは思っていません。
でも、少なくとも親である私の受験に対する意識が変わったのは事実です。
息子が最後まで受験を乗り切れる様にサポートに徹していきたいと思います。

内容を読んでいても、どこかで読んだ内容だなと思うものばかり。
著者は、受験コンサルタントと名乗っていますが、結局は、どこかで見たことのあるような表面的な話ばかり。
その中でも非常にがっかりしたことがあります。

この本の100ページ目に、時間管理術の話で、「ゴールデンタイム」という見出しの言葉が出てきます。
しかし、この言葉、どこかで聞いたことある話だなと思っていたら、この本が発売になる9ヶ月くらい前に、別の受験コンサルタントの
坂本 七郎氏の書いた　『小学生の学力は「計画力」で決まる!』という本の74ページ目に全く同じ時間管理術の話で、「ゴールデンタイム」
という同じ言葉、そっくりの内容が出てきます。
※こんな言葉が同じ内容で偶然かぶるものでしょうか。

事実のほどはわかりませんが、同じジャンルの単行本から、もしも、内容を真似たのであれば、本当に残念です。
あくまでも、同じ言葉が出てくるという記載された事実は正しいものですが、レビューはわたしの主観になることだけ、断りを入れておきます。