教育学キーワード 第3版 (有斐閣双書KEYWORD SERIES) の感想
参照データ
タイトル | 教育学キーワード 第3版 (有斐閣双書KEYWORD SERIES) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 有斐閣 |
JANコード | 9784641058903 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
各章末に参考文献リストが載っているのですが、20年前どころか40年前の本もずらずらと出てきます。
「学」というのはそういうもの、古典に依拠することこそ正統、・・・という考えなのかもしれませんが、さすがに社会の変化に取り残されていると思います。2010年の本とは思えない、圧倒的な古臭さです。今どき、「内申書」の話を取り上げているのがその例です。そんなもの、最近は親たちの間で話題にも上がりませんよね。
また、政治的な偏りがかいま見られるのも気持ち悪い。「国旗・国歌」の論争についての議論など、控えめにいっても中立的ではありません。
まあ、教育「学」を、「学会で」研究する人たちにとってはこの本は役に立つのかもしれません。
しかし、親として、また生涯学習の当事者として、「現代の社会の教育はどうあるべきか」について考えたい、その基礎的な論点を知りたい、という、一般の社会人のニーズに応える本では無いと思います。
「9章 教育における新しい動き」をちまちま付け足すのではなく、現代的な構成に改める必要があるのではないでしょうか。
「学」というのはそういうもの、古典に依拠することこそ正統、・・・という考えなのかもしれませんが、さすがに社会の変化に取り残されていると思います。2010年の本とは思えない、圧倒的な古臭さです。今どき、「内申書」の話を取り上げているのがその例です。そんなもの、最近は親たちの間で話題にも上がりませんよね。
また、政治的な偏りがかいま見られるのも気持ち悪い。「国旗・国歌」の論争についての議論など、控えめにいっても中立的ではありません。
まあ、教育「学」を、「学会で」研究する人たちにとってはこの本は役に立つのかもしれません。
しかし、親として、また生涯学習の当事者として、「現代の社会の教育はどうあるべきか」について考えたい、その基礎的な論点を知りたい、という、一般の社会人のニーズに応える本では無いと思います。
「9章 教育における新しい動き」をちまちま付け足すのではなく、現代的な構成に改める必要があるのではないでしょうか。