日下公人が読む2014年〜 日本と世界はこうなる の感想
参照データ
タイトル | 日下公人が読む2014年〜 日本と世界はこうなる |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 日下公人 |
販売元 | ワック |
JANコード | 9784898314166 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 社会・政治 » 外交・国際関係 |
購入者の感想
この人のアイデアの斬新さと豊富さにはいつも驚きます。これを書いたのは82歳だそうです。
銀行畑出身で海外でも商売で渡り合った経験がものを言うのでしょう。
要職についている人は、教わることを覚えて、どれくらい覚えているかのテストで好成績をあげるのが習慣化した人ばっかしと思えるようなご時世ですから、まあ昔からそうだったらしいですが、こういう人は人間国宝ですね。
銀行畑出身で海外でも商売で渡り合った経験がものを言うのでしょう。
要職についている人は、教わることを覚えて、どれくらい覚えているかのテストで好成績をあげるのが習慣化した人ばっかしと思えるようなご時世ですから、まあ昔からそうだったらしいですが、こういう人は人間国宝ですね。
「こうなる」から「こうなってほしい」、
著者の期待があふれている。
事象をどう捉えるか、
また、どう読み込むか。
それをどう展開させるか。
勿論、そこには価値観がある。
単なる批評にとどまらず、
あるべき日本の姿を語るところに、
著者の有難さがあり、かつ面白く読める。
メモ
・国際競争力をつけたいのであれば、まったく別種の新産業を起こすことだP46
・国民所得は働いた国民のものだから、それを貯蓄や消費に振り分けて使う権利は
働いた国民にあるが、官庁は国民は無駄使いをするから、われわれに配分させろと主張する。
それが増税のホントの意味である。P103
・所得税は働くことへの罰金で、消費税は使うことへの罰金P116
・先進諸国は・・・「技術開発のスピード競争をしている」・・・
輸出立国政策は「労働者には損になり、資本家には得になる」P150
・「成長産業は?」と見れば「不要不急産業」、つまり、
いますぐには必要がない分野P154
著者の期待があふれている。
事象をどう捉えるか、
また、どう読み込むか。
それをどう展開させるか。
勿論、そこには価値観がある。
単なる批評にとどまらず、
あるべき日本の姿を語るところに、
著者の有難さがあり、かつ面白く読める。
メモ
・国際競争力をつけたいのであれば、まったく別種の新産業を起こすことだP46
・国民所得は働いた国民のものだから、それを貯蓄や消費に振り分けて使う権利は
働いた国民にあるが、官庁は国民は無駄使いをするから、われわれに配分させろと主張する。
それが増税のホントの意味である。P103
・所得税は働くことへの罰金で、消費税は使うことへの罰金P116
・先進諸国は・・・「技術開発のスピード競争をしている」・・・
輸出立国政策は「労働者には損になり、資本家には得になる」P150
・「成長産業は?」と見れば「不要不急産業」、つまり、
いますぐには必要がない分野P154