大衆教育社会のゆくえ―学歴主義と平等神話の戦後史 (中公新書) の感想
参照データ
タイトル | 大衆教育社会のゆくえ―学歴主義と平等神話の戦後史 (中公新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 苅谷 剛彦 |
販売元 | 中央公論社 |
JANコード | 9784121012494 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
正直、一定の興味関心があれば面白く読めるがそうでない人には、連続的に見せられる資料の山と強弱の薄い声でクールに語られるその分析は退屈と感じられ眠くなってしまうのではと思った。非常に表やグラフが多い。また副題に「戦後史」とある辺りからも何か特定の自分の思想や主張を積極的に語る形式ではなく良くも悪くも歴史書的なクールさがある事が伺えるかと思う。後半部分(4章以降)は図表は殆どなくなり、文字による教育史・教育比較のみになるので図表は眠いという人は後半だけを読んでも十分得るものがあるだろう。