理系人のための関数電卓パーフェクトガイド〔改訂第一版〕 (とりい書房の“負けてたまるか”シリーズ) の感想

工業高専に入学を決めた息子から関数電卓が必要らしいんだけれど何に使うの？って尋ねられたのをきっかけに本書を購入しました。
内容には、これから出会うであろう中から選ばれた代表的な計算例に電卓メーカー大手3社の実操作方法が都度記載されています。
正直、冒頭から基礎部分をしっかり読み理解すれば実用上後半はそんなに丁寧な解説は要らないと思います。
しかしこの本は初学者が端から順番に読む苦痛を無くして、授業で新しい関数を目にする度に該当箇所を開けば良いといった配慮がされているんだと思いました。
大手3社の操作の違いには設計思想の違い的な解説もあって、息子には読みながら道具や製品の造り手の思想を感じる感性も得て欲しいと少々過大な期待もします。
各章のコラムが面白く、読み物としても良書です。
私も持っているHP35sが取り上げられているので☆(星)5つです。

初めて関数電卓を買って使い方を調べたくて購入しました。自分が買った電卓より高かった(笑)ですが。とても解りやすくて良かったです。どのメーカーの電卓にしようかと悩んでいる人にもお勧めです。

前作に引き続き新作を購入しました！前作と余り変わっていない様な気がするけど、関数電卓の最新機種に対応ですが、古い機種の人でも電卓の機能や操作は大体同じなんで買っても損は無いと思います！ 付属の能書き見るより、此方を見ながら操作すると大変楽だったり、色々な機能を覚えられます。 年数が立って新たに、新書が出たらまたまた欲しいですね。因みに自分は、SHARPピタゴラスEL-509JとCanon X Mark I Proを使用しています。