ガンダム Gのレコンギスタ 9(特装限定版) [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルガンダム Gのレコンギスタ 9(特装限定版) [Blu-ray]
発売日2015-08-26
出演石井マーク
販売元バンダイビジュアル
JANコード4934569359513
カテゴリ » DVD » ジャンル別 » アニメ

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 まずGレコの構造について。

登場する主要人物は大まかに二種類に分類されます。
それは「本能で動く若者」と「理性で動く大人」。
前者はベルリ達、後者は各勢力の大人達。
ベルリは本能から湧き上がる恋心でGセルフに乗り込み、行動します。
そしてGセルフはベルリの本能に呼応して、光を放つ。
アイーダは好奇心で行動し、メガファウナで外へと飛び出していきます。
これはもちろん、作品のテーマである「元気」の象徴です。

その対極に置かれ、ベルリ達の行く手に立ちふさがるのは「衰弱」。
人は弱ると、外側にある何かに依存しようとする。この作品では、それは「ストーリー」です。
Gレコでは世界を形作る勢力が複数存在し、それぞれ穏健派と強行派の対立関係にあり、
衰えて想像力を無くした大人たちは、外付けのナショナリズムやイデオロギーに寄与し、役割を果そうとする。
彼らは皆、同様に「ストーリー」を前提にして行動しており、
そんな大人たちが、それぞれの事情と思惑で勢力争いをしています。
(補足として、「健康的なストーリー」としてスコード教が設定されています。)
 

 そしてこの作品では彼らは死線をくぐり抜ける事になるのですが、前者は生き延び、後者は命を落とします。

以上を前提として、26話のクライマックスで何が起こったのか。

まずもって「レコンギスタ」とは何なのか。
目的は言葉が意味している通り、復興・回帰です。
ドレイク艦隊やジット団は「地球」へ。クンパ大佐は「弱肉強食」へ。

では、本能で行動していたベルリ達にとってのレコンギスタとは一体なんなのか。
それは若者達が本能に従って行動し、理性によってそれを助け、成し遂げることで、
幻想に依存してしまう衰弱した人間が本来の性能を引き出すことなのです。
この世界をリギルド・センチュリーと銘打ったことからもはっきりと解ります。

ベルリは初恋の人の恋人を射ち、教官を手に掛けてしまった上に、

ガンダムは飽きてきたけど主役機がガンダムっぽくなくてかっこいい!いかにもガンダムはもう飽きた、同人ガンダムに有りがちなこうしなきゃというような縛られたデザイン、ストーリー、テンプレ的なカッコつけ方などなくてさらに良かった。シナリオなどに不満ありそうな輩はいそうですがそんな奴らは置いてけぼりにして新しいガンダム像を作って欲しいです。やっぱり富野さんがガンダムやると面白い、他の監督でガンダムを汚して欲しくないです。

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