脳科学の教科書 神経編 (岩波ジュニア新書) の感想

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参照データ

タイトル脳科学の教科書 神経編 (岩波ジュニア新書)
発売日販売日未定
販売元岩波書店
JANコード9784005006809
カテゴリジャンル別 » 絵本・児童書 » 学習 » 理科

購入者の感想

中枢神経系(脳と脊髄)のほとんどの「興奮性ニューロン」で働いている神経伝達物質は「グルタミン酸」です。アミノ酸の一つであり、味覚では旨みの主成分となっている、あのグルタミン酸です。    アメフラシ:何度も水管に刺激を受けると、この引き込み反射が鈍くなり、いわゆる「慣れ」の状態になります。これは、水干の感覚ニューロンから、介在ニューロン及び運動ニューロンに放出される神経伝達物質が減るためです。   消去そのものがある種の学習だ、と言うことができる。つまり、「この音はもう安全だ」という新しい記憶を獲得する事こそが消去である、と言うことになります。   恐怖条件付の記憶は、いったん思い出しったときに不安定になり、その機会に消えてしまうか、あるいは再び固定されてより長期に続くか、両極端な反応を示すことが分かりました。そして、再固定化されるためには、タンパク質の合成が必要だということも分かったのです。  

ジュニア選書という触れ込みだが、
文系大人の理系再チャレンジにはうってつけのレベルだと思う。

易しすぎず難しすぎず、である。

脳科学の扉を開けるには、神経系の構造と構成細胞を十分に理解する必要がある。
それが第一章で網羅されているので、後の展開が楽しめるかどうかは、
第一章の理解度によって随分変わってくるだろう。
姉妹版のこころ編を読むにしても、
本書第一章がある程度頭に入っていることが重要だ。

「脳を中心とした、体系的な、テキストブックとして活用頂けるように考えた」
と記された目的は十分達成されていると思われる。

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