腎臓病の人のためのおいしい特効メニュー (セレクトBOOKS) の感想

父に低塩分、低たんぱくの食事を作らないといけなくなりました。
栄養士さんから頂いた献立を試しに作ってみたけれど、
とにかく味がなくて美味しくない。食べることが大好きな本人はすっかり
いじけてしまって困ったなぁという時に、この本に出会いました。
また、私自身も勉強はこれからで何をどうしたらよいかという時でした。

この本は主食、主菜、副菜Ａ、副菜Ｂ、果物（カリウム制限のない人）
の中からそれぞれ選ぶと塩分６ｇ、たんぱく質４０ｇ、１８００ｃａｌの献立に
なります。メニューの一番大事な主菜も酢豚、すきやき煮、生姜焼き、エビチリ、ぶり照り
などわりと一般的なものもあり、作って並べると見た目もよく食欲をそそります。
味もなかなかで、いじけていた父もこれなら我慢できる範囲と納得してくれました。

勿論味も見た目も微妙なものもありますが、
この本のウリはとにかく「選ぶだけで腎臓病食が完成する」ということにつきます。
食事療法のとっかかりや、組み合わせを考えるのが面倒な時に活躍してくれます。