語られなかった 皇族たちの真実 (小学館文庫) の感想

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参照データ

タイトル語られなかった 皇族たちの真実 (小学館文庫)
発売日2011-02-04
製作者竹田 恒泰
販売元小学館
JANコード9784094085907
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

この本が出版された背景ですが、皇太子殿下や宮家に若い男子がいなかったため男系男子による皇位継承が不可能となる可能性が出てきたため、小泉元首相が皇室典範を改正し「女系天皇」を認めようとしたことに対し著者が異議を唱えたという流れだったのです。

この本の本題(著者が訴えたいこと)は「男系男子護持、女系天皇反対」の1点であって、本の表紙にある「語られなかった皇族たちの真実」や「皇室が2000年続いた理由」という内容については付録程度に考えていただいて差し支えないと思います。

本書が「本書と同様に男系男子を支持している他書」より優れている点は、過去から現在に至るまで男系男子以外の人が天皇になった例が1例もない(つなぎの女性天皇を除く)という「歴史の積み重ねによる事実」を論拠に女系天皇に反対しているところなのです。

つまり、「過去から現在に至るまで女系の人を『天皇』と呼んだことは1度も無いのでこれからも『天皇』とは呼びませんよ」ということを論拠にしているということです。

したがってこの本を購入しようかどうか迷っている方にお伝えしたいのは、「女系天皇に反対している人はなぜ反対しているのか」を知りたい方にはご購入をお勧めいたしますが、「皇族たちの秘話」のようなものを期待されているかた、「資料に裏打ちされた歴史書」として本書の購入を考えている方のご期待に100%答えるものではないと考えます。

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