外来診療のUncommon Disease の感想
参照データ
タイトル | 外来診療のUncommon Disease |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 生坂 政臣 |
販売元 | 日本医事新報社 |
JANコード | 9784784956005 |
カテゴリ | ジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » 臨床内科 » 総合診療・プライマリケア |
購入者の感想
多種多様な主訴の約70症例を提示し、解説では「Aの疾患ならBという症状があるはずだ」と端的な鑑別ポイントを列挙し、正解とその疾患概念を提示してます。知識を深めるというよりは、「こういう症状の時にはこういう鑑別も考えなければならないんだな」とか「この疾患の鑑別ポイントはここか」などと考え直すことが出来て良かったです。面白くて2日間で読み切りました。
1ページ問題、1〜2ページ解説という形式。
生坂先生のファンであるが、生坂先生は編著者であり、コラムなどにひょこっと出てくるのみ。期待しすぎたなという感じがある。
『外来診療の・・・』とあるように、クイズは日常的な外来診療のときと同じような、最小限の限定的な情報が与えられる。頭を悩ませて、次のページを開くと、解答には思いもよらぬ疾患が出てくる。こんな具合の書籍である。
本書にも出てくるが『咳の出ない肺炎』のような、common diseaseのuncommon presentationは々経験されるが、どうして、この患者において、この疾患を疑ったほうが良かったのかという、解説が少し弱いと思う。
『こういう症状でくることもある。こういう稀な疾患もある。』これを知らせる事がコンセプトだとすれば、それは達成されている。その後の解説がちょいと物足りないので、勉強になった感が弱い。二度読む事は億劫になる本である。
内科医の先生方が読んで損はないとは思うが、本は薄く・値段は少し張るので、研修医の先生方は近くの誰かから借りてパラパラと読むことをおすすめする。
生坂先生のファンであるが、生坂先生は編著者であり、コラムなどにひょこっと出てくるのみ。期待しすぎたなという感じがある。
『外来診療の・・・』とあるように、クイズは日常的な外来診療のときと同じような、最小限の限定的な情報が与えられる。頭を悩ませて、次のページを開くと、解答には思いもよらぬ疾患が出てくる。こんな具合の書籍である。
本書にも出てくるが『咳の出ない肺炎』のような、common diseaseのuncommon presentationは々経験されるが、どうして、この患者において、この疾患を疑ったほうが良かったのかという、解説が少し弱いと思う。
『こういう症状でくることもある。こういう稀な疾患もある。』これを知らせる事がコンセプトだとすれば、それは達成されている。その後の解説がちょいと物足りないので、勉強になった感が弱い。二度読む事は億劫になる本である。
内科医の先生方が読んで損はないとは思うが、本は薄く・値段は少し張るので、研修医の先生方は近くの誰かから借りてパラパラと読むことをおすすめする。