未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ の感想

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参照データ

タイトル未来企業 レジリエンスの経営とリーダーシップ
発売日販売日未定
製作者リンダ・グラットン
販売元プレジデント社
JANコード9784833420938
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 企業経営

購入者の感想

『未来企業』。経営学に携わった方は、まず最初にドラッカーの著書『未来企業』を思い浮かべるかもしれない。社会が大きく変化する中で、本書もドラッカーの著書のように、企業に対する未来を提供してくれる一冊だ。

この本は、ワークシフトのいわば企業版だろう。これからの世界がどのように形作り、その中で企業と人々にどのような影響を与えていくのか?未来を生き残るために、どのような企業文化がよいのか?未来企業を導いていくリーダーの条件とは何か?その答えを模索していく中で、不確実性の増す社会において「レジリエンス」の重要性を述べている。

本書でまず驚くのがその読みやすさだ。原書でも読んだが、読みづらい点も何度もあったが、この日本版の編集能力の高さに驚かされる。

リンダ教授の本のおもしろいところは、その「問い」にあろう。
本書でも第一部で、いくつかの「問い」が投げかけてあり、本質かつ具体的なイメージが非常に湧いてくる。

例えば、
「この新たに生まれているプラットフォームを利用して企業内外の人材との結びつきをつくることで、企業はどのように高度接続社会を活用することができるのだろうか?」
「企業がこの新たなに出現している有能な人材の集積を最大限に生かし、世界中から最良の人材を集めるにはどうすればいいのか?」
「若年層の失業の原因となっている複雑な社会構造を変えるために、企業、政府、教育機関はいかにして連携すればよいのか?」

また豊富な事例も健在だ。
イケア、ダノン、ヤクルトレディ、ナチュラ、グーグル、BCG、ザッポスをはじめ、最新の事例が惜しみなく、本書を説明するために事例紹介されている。

本書のメインはレジリエンスの三つの領域
・内なるレジリエンスを高める
・社内と社外の垣根を取り払う
・グローバルな問題に立ち向かう
について書かれているが、
私個人的に、読んでほしいのが、p221からの
「第5部 リーダーシップを再定義する」だ。

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