アラサーちゃん 無修正1 の感想
参照データ
タイトル | アラサーちゃん 無修正1 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 峰 なゆか |
販売元 | 扶桑社 |
JANコード | 9784594067991 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
話の内容はまあ、面白いのですが、2巻以降を購入したいとは思いませんでした。
「アラサーちゃん」というタイトルや何十万部!という売り文句につられて買いました。しかし、思っていたよりかなりお下品な作品でした。
マニアックな単語がさも当たり前のように書かれていたり、性描写もあったりで、とても公共の場で見れるようなものではなかった。
また、「〜って言ってる自分アピール」のような描写が多々あり、自分はそこまで考えて話してないためか、著者様はメンタルヘルス的に大変そうだなぁという感想を覚えました。
そんなに周りは
マニアックな単語がさも当たり前のように書かれていたり、性描写もあったりで、とても公共の場で見れるようなものではなかった。
また、「〜って言ってる自分アピール」のような描写が多々あり、自分はそこまで考えて話してないためか、著者様はメンタルヘルス的に大変そうだなぁという感想を覚えました。
そんなに周りは
アラサーちゃんとゆるふわちゃんの蜜月がフィーチャーされた巻という印象です。もちろん言い合いすることもあるのですが、アラサーちゃんが大人な対応に出がちなので決定的に決裂することもありません。そもそもこの二人は強者同士だし、金持ちケンカせずみたいな風格が漂っています。
一方で非モテちゃんのモテなさは深刻さを増しています。サバサバちゃんもモテない上になんだか非モテちゃんよりもひどい扱いを受けていますが、これは作者がわざとやっていることなのでまあ納得できる範囲です。非モテちゃんに関しては、作者的にも悪意を持ってそうしているわけではないにも関わらずもう根本的にモテない。空恐ろしささえ感じます。最後の方で神になってるし。友達が何人もいるのでコミュニケーションに問題があるわけでもなさそうだし、偏っているとは言ってもお洒落だし、なぜモテないのか。『8人の女たち』という映画のセリフ、「女の色気は学んで身に着けるものじゃないの。あるかないかよ。」が頭に浮かびます。ある意味現代日本を象徴する(?)非モテちゃんの今後に目が離せません。
類型化された登場人物による男女問題あるあるネタと『「どうせ男は頭悪い女が好きなんだろ?」って見下しつつも全力でやってるとこがリアルに頭悪くて好き』的なメタ視点で構成された本作は、すでに完成の域に達しているように思います。結婚などの大きなテーマが今度どのように入ってくるのか(あるいは入ってこないのか)、今後が楽しみです。
一方で非モテちゃんのモテなさは深刻さを増しています。サバサバちゃんもモテない上になんだか非モテちゃんよりもひどい扱いを受けていますが、これは作者がわざとやっていることなのでまあ納得できる範囲です。非モテちゃんに関しては、作者的にも悪意を持ってそうしているわけではないにも関わらずもう根本的にモテない。空恐ろしささえ感じます。最後の方で神になってるし。友達が何人もいるのでコミュニケーションに問題があるわけでもなさそうだし、偏っているとは言ってもお洒落だし、なぜモテないのか。『8人の女たち』という映画のセリフ、「女の色気は学んで身に着けるものじゃないの。あるかないかよ。」が頭に浮かびます。ある意味現代日本を象徴する(?)非モテちゃんの今後に目が離せません。
類型化された登場人物による男女問題あるあるネタと『「どうせ男は頭悪い女が好きなんだろ?」って見下しつつも全力でやってるとこがリアルに頭悪くて好き』的なメタ視点で構成された本作は、すでに完成の域に達しているように思います。結婚などの大きなテーマが今度どのように入ってくるのか(あるいは入ってこないのか)、今後が楽しみです。