現代ベトナムを知るための60章【第2版】(エリアスタディーズ39) (エリア・スタディーズ) の感想
参照データ
タイトル | 現代ベトナムを知るための60章【第2版】(エリアスタディーズ39) (エリア・スタディーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 今井 昭夫 |
販売元 | 明石書店 |
JANコード | 9784750336893 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
参考になりました。
小生の印象に残った点は以下です。
・賃金上昇率が2011年度は、アジアの中で最高(18.4%)。物価上昇率は15-20%。特に食料品の値上りが大きく、収入の少ない労働者への影響が大きい。
・家賃は狭くとも高く、1人分の月収全部に相当。
・工場労働者や事務職員の賃金水準が低く生活維持に足りないため、ストライキが急増している。
・中国、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールに比べると、原材料を輸入に頼っている。
・2013年9月は日本との国交樹立40周年。1986年からのドイモイで市場経済化は進んでいる。
・名字・名前は漢字で書けるもの多い。阮(グエン)が最多。
・農村からのお手伝い「おしん」(NHK朝ドラから)が国内だけでなく、台湾/韓国へも。その仕送りで夫は家を建てる。
・台湾/韓国へのブローカーによる嫁入りも多い。ただし、子供の言語力/学力が低くなり、問題化している。
・家庭内DVや嫁/姑の闘いは多い。
・お金よりもコネの社会。
・賄賂は、警察、公安、学校、病院等で浸透。交通違反は正規罰金より安い賄賂へ。
・日本ODAのカントー橋(メコンデルタ)崩落の真因は闇の中。でも2010年4月に完成。報道規制やネット規制も多い。ただし、乗り越えるITツールあり。
今、1円≒218ドン(VND)。越僑/商人の国というイメージだったのですが、共産党支配による行き詰まりという面も感じました。
小生の印象に残った点は以下です。
・賃金上昇率が2011年度は、アジアの中で最高(18.4%)。物価上昇率は15-20%。特に食料品の値上りが大きく、収入の少ない労働者への影響が大きい。
・家賃は狭くとも高く、1人分の月収全部に相当。
・工場労働者や事務職員の賃金水準が低く生活維持に足りないため、ストライキが急増している。
・中国、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールに比べると、原材料を輸入に頼っている。
・2013年9月は日本との国交樹立40周年。1986年からのドイモイで市場経済化は進んでいる。
・名字・名前は漢字で書けるもの多い。阮(グエン)が最多。
・農村からのお手伝い「おしん」(NHK朝ドラから)が国内だけでなく、台湾/韓国へも。その仕送りで夫は家を建てる。
・台湾/韓国へのブローカーによる嫁入りも多い。ただし、子供の言語力/学力が低くなり、問題化している。
・家庭内DVや嫁/姑の闘いは多い。
・お金よりもコネの社会。
・賄賂は、警察、公安、学校、病院等で浸透。交通違反は正規罰金より安い賄賂へ。
・日本ODAのカントー橋(メコンデルタ)崩落の真因は闇の中。でも2010年4月に完成。報道規制やネット規制も多い。ただし、乗り越えるITツールあり。
今、1円≒218ドン(VND)。越僑/商人の国というイメージだったのですが、共産党支配による行き詰まりという面も感じました。