D30 地球の歩き方 スリランカ 2014~2015 の感想

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　スリランカ旅行で、絶対に外せないのがシーギリアロックだろう。しかし、当エリアの詳細は全416ページ中、8ページだけ。地球の歩き方は、図書館でも貸りることが出来るので、（D30 スリランカ）は年度毎に追ってますが、このシーギリア項目はここ数年は内容も変化なく写真も使い回し、というのが現状です（入場料や当地までのバス運賃などは、正確です。）

　本年度2014年で新しい項目は、（北部地方と東海岸の特集）と（アーユルヴェーダ）で、巻頭カラーで増量特集されています。このうち、後者はサンスクリット語で「生命の科学」を意味し、主にアロマ、ヨガ、マッサージなどを併用しながら、身体の免疫を高めていく（いわゆる東洋的な　『気』みたいなもの！？）という、れっきとした医療の一つです。本書では、これらを体験できる施設やホテルも紹介しています。二十数頁あり、なかなか読み応えがありますよ。

　スリランカ旅行者の大部分が行くであろう、シーギリアから、ポロンナルワ、ダンプッラ地方を総括した、いわゆる「文化三角地帯」の情報は、相変わらず他のガイド本を凌駕している非常に濃い内容で、購入にあたっては、やはり実際の旅先で使えるのは「歩き方」以外は無いな、と毎度の事ながら再認させられます。