閉ざされた病棟 -DEMENTIUM II- の感想

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色々と問題視され、なにやら大変そうだったタイトルですので、2作目が発売になるとは思っていませんでした。

プレイし終わった感想になります。

確実に前作を上回る内容です。
前作は病棟をメインとして、ほとんどその中しか行動範囲がありませんでした。
それが、今作では劇的に改善、向上しており、医療センター以外に行動範囲が拡大しています。
これによって、前作で感じた、「似たような病棟を歩き回らせられる感」が完全に解消されています。
また、一応ストーリーがあるような展開で、様々な謎解きが用意されていますので、飽きてダメになるという事はあり得ないくらいに、変化が楽しめると思います。

前作と比較して敵と武器の種類が増えています。
更に、今までは階を移動するとそこでフィールドが区切れていて、階と階の繋がりがありませんでしたが(画面が一旦暗転しますよね)、今作のマップは3Dの面で優秀で、上下の繋がりが良くなっています。
そのため、屋根から飛び降りたりの行動の自由が増えました。
また、セーブ場所が点在していて、自由にセーブができますので、オートセーブにキレそうになる事もありません。
前作からの成長は大きく、面白さは1.5倍位ではないかと。

良い点ばかり長々と書きましたが、当然悪い点もあり、ひとつはストーリーの薄さです。
これが次回作への伏線なら良いのですが、もう少し濃くないと最後に食らう肩透かし感は否めません。
後は敵が現れた時の音が、突然大きく変化する点。
これは悪い点ではありませんが、心臓に悪い+もの悲しさが失われる原因ではあります。
私は全く気にならなかったので、その程度にご留意下さい。

そのくらいです。
最後まで読んでくださり有難うございました。