パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルパシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]
発売日2013-12-11
監督ギレルモ・デル・トロ
出演チャーリー・ハナム
販売元ワーナー・ホーム・ビデオ
JANコード4548967036244
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

2作目のアップライジング公開前にレビューし忘れてた本作を語りたくなりましたので失礼します。
本作は大画面・大音量で見るのがベストな雰囲気を楽しむ作品です。
暗い部屋でヘッドホン装着して画面にガブリ寄りで見ることをお勧めします。

物語は、襲い来る怪獣によって滅亡の危機に瀕した人類が巨大ロボットであるイェーガーを操って戦うお話です。
話としてはびっくりするくらい古き良きスーパーロボットアニメのそれで、ロボアニメが絶滅危惧種といっても良い現代社会の中、
一周回って新鮮な感じすらします。
今見ても素晴らしいCG技術が、惜しみなく巨大ロボと怪獣の表現に駆使されていると思うと無駄に興奮します。
製作会社から130億円もの巨費をむしり取ったデルトロ監督は今世紀最大の錬金術師だと思います。

本作品に興味を持たれた方は、ロボと怪獣に対して大なり小なり興味を持たれてのことだと思うのですが、
そうであるなら非常に楽しめる作品だと思います。
芦田愛菜さんが出演されて興味を持たれた方には御免なさい。こういう映画なので、素直に楽しんでいただけたら幸いです。
僕は、劇場に7回見に行った挙句、これまで100回くらい見てる様な常時ドリフト状態ですから、今見ても余裕で楽しめます。
唯一難点を申し上げますと、怪獣にもう少しウルトラシリース的な見た目でわかる様な個性があればな・・と思います。

とても幼い頃、まだ小学生にも上がっていない年齢だったと思うのですが、
母親に連れられ、ドリフターズの映画と同時上映のゴジラを観に行った記憶があります。
ストーリーが頭に入るはずもないのですが、ゴジラが電波攻撃で苦戦しているシーンだけはずっと覚えています。

私のような40を過ぎた歳だと、ガンダム世代でもありますし、ノスタルジックな怪獣、ロボットに敏感です。
子供っぽいとは思うけれど、一番感情豊かだったころに刺激を受けたものですから、
懐かしかったり、格好良いとも思うし、少しB級な感じにも脳みそや、胸の奥がくすぐられて堪りません。

メキシコ出身の映画監督、ギレルモ・デル・トロがメガホンを取った『パシフィック・リム』。
巨大なモンスターを"Kaiju"と呼んでいることからも分かるとおり、本作は濃密に日本の特撮映画をリスペクトしています。
山のように突っ込みどころが満載なのですが、それを遥かに上回るCGの迫力と映像の興奮が爆発しています。

中盤と後半に配置された、出し惜しみのない、Kaijuとロボット型兵器イェーガーとの戦い。
メキシコの監督でもありますし、妙なアメリカ万歳的な雰囲気もなく、しかし大国同士の
力関係に気を配りながらストーリーは進んでいきます。

日本製のイェーガーがもっと活躍したら嬉しかったでしょうねえ。
しかしそれをするとバランスがおかしな事になるかもしれなかったし、しょうがないのかなあ。

菊地凛子はあまり好きな役者ではなかったのですが、本作の彼女はよかったと思います。
(映画内で喋る日本語がちょっとおかしいのは役作りでのことらしいです)
王道のストーリーの中でのヒロインの立場を、精一杯体当たりで演じていました。

残念なのは本作が日本では興行的に今ひとつ、中ヒットに終ったことです。
是非とも続編が作られることを望むわけですが、そのためにもソフトの形でヒットして欲しい。

このBD&DVD三枚組が、是非とも多くの人々が購入されることを期待します。

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