パシフィック・リム 3D & 2D ブルーレイセット (3枚組)(初回数量限定生産) [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルパシフィック・リム 3D & 2D ブルーレイセット (3枚組)(初回数量限定生産) [Blu-ray]
発売日2013-12-11
監督ギレルモ・デル・トロ
出演チャーリー・ハナム
販売元ワーナー・ホーム・ビデオ
JANコード4548967036237
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

とても幼い頃、まだ小学生にも上がっていない年齢だったと思うのですが、
母親に連れられ、ドリフターズの映画と同時上映のゴジラを観に行った記憶があります。
ストーリーが頭に入るはずもないのですが、ゴジラが電波攻撃で苦戦しているシーンだけはずっと覚えています。

私のような40を過ぎた歳だと、ガンダム世代でもありますし、ノスタルジックな怪獣、ロボットに敏感です。
子供っぽいとは思うけれど、一番感情豊かだったころに刺激を受けたものですから、
懐かしかったり、格好良いとも思うし、少しB級な感じにも脳みそや、胸の奥がくすぐられて堪りません。

メキシコ出身の映画監督、ギレルモ・デル・トロがメガホンを取った『パシフィック・リム』。
巨大なモンスターを"Kaiju"と呼んでいることからも分かるとおり、本作は濃密に日本の特撮映画をリスペクトしています。
山のように突っ込みどころが満載なのですが、それを遥かに上回るCGの迫力と映像の興奮が爆発しています。

中盤と後半に配置された、出し惜しみのない、Kaijuとロボット型兵器イェーガーとの戦い。
メキシコの監督でもありますし、妙なアメリカ万歳的な雰囲気もなく、しかし大国同士の
力関係に気を配りながらストーリーは進んでいきます。

日本製のイェーガーがもっと活躍したら嬉しかったでしょうねえ。
しかしそれをするとバランスがおかしな事になるかもしれなかったし、しょうがないのかなあ。

菊地凛子はあまり好きな役者ではなかったのですが、本作の彼女はよかったと思います。
(映画内で喋る日本語がちょっとおかしいのは役作りでのことらしいです)
王道のストーリーの中でのヒロインの立場を、精一杯体当たりで演じていました。

残念なのは本作が日本では興行的に今ひとつ、中ヒットに終ったことです。
是非とも続編が作られることを望むわけですが、そのためにもソフトの形でヒットして欲しい。

このBD&DVD三枚組が、是非とも多くの人々が購入されることを期待します。

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