フィリップス 【トラベルにも最適】ポータブルシェーバー PQ217 の感想

HQ840、HQ46、HQ26、HQ130、HQ904、そして、このPQ217までひたすらフィリップスのロータアクション系を買い足してきました。

恐ろしくも、この6台が全部今も動きます。

HQ840、HQ46、HQ26はNiCd充電池のため、今の電池がヘバッたらお仕舞いということで、これから電池式のHQ130とHQ904、そして本品PQ217がメインになると思います。

さて、レビューなのですが、PQ217は兎に角静か。HQ26を持っていた人ならあの音と同じですといえば分かるでしょうか。
恐らく剃れる感じがしない人も多いかと思います。

その疑惑は、そり終わった後のハウジングに溜まったひげを見ることで解消されると思います。

PQ217はHQ904と同じくローター面が顔の曲面にフィットしやすいように大きく傾きます。
これはあご下辺りには有効ですが、頬を剃るにはあまり意味がありません。

むしろ、この派手な機構のおかげで固定刃周囲の額縁が広くなり、鼻の下やもみ上げなどをキワ剃りするのは難しくなりました。

HQ26では1mm無かった額縁、PQ217では3mm近くです。
気付かないんですね。買うまでは、、、

それと、このモデルは水洗いできません。同じような機構のHQ904が水洗いOKなので、充電式ゆえの制約かと思います。
（防水機構を省いている可能性もあります）

店員は「刃の側は洗ってよく乾かせば問題ない」と話していたので、そちらはジャバジャバ洗っています。
本体側の手入れの手間だけ。

総合的には星4つ。仕事場に置いておけば、、、と言いたいところですが、充電式だとすぐ使えないなので、HQ130にしています。現行機種ならPQ208相当か。

家では髭剃り4つがごろごろ。
洗面所にHQ904。剃ってすぐ洗う。デスクには交直両用のHQ840。
寝室にはHQ26があったりHQ46があったりします。年代ものの充電式の宿命で、コンセントから抜いて数分の命。

率直な感想は、これで十分。文句ありません。
というか、「欲しかった」が詰まってます。

30年間パナソニックとブラウンの上位機種ばかりを使ってきました。
でも、最近使っていたブラウンの刃の寿命が短すぎるので、
なんとなく敬遠してきたフィリップス３Dを使ってみようと購入してみました。

説明書に「慣れるまで2~3週間は必要」と明記してあるのに驚きましたが、
むしろ潔（いさぎよ）さと正直さを感じたので、
おっしゃるとおりにしてみようと使い始めました。

確かに、最初の３回は、どうやって良いやら分からず、多少苛つきましたが、
ひげを起こして、起こされたひげを優しくカット！の方法に行き着いたら、
これがもう、ツルツルの仕上がりなんです。

日に日に慣れていき、ツルツルになるまでの時間も短縮されてきて、
今は、それまで使っていたシェーバー達と同じ短時間で仕上がります。

私のひげは濃く、横に寝ているひげもありますが、
ツルツルまで剃っても肌は全く痛くなく、ザラつきもしません。
驚きました。

それで気をよくして、出張にかさばらないモデルはどうなのかと思い、
PQ217を買ってみました。

買ってからレビューを見たら（逆だろ！）、
惨憺たる悪評ばかりではないですか・・・。

その段階で試す意欲も薄れましたが、
買ったからには使ってみようと充電１時間で使ってみました。

なななんと！！

使ってビックリ、これがなかなかの実力なのです。

可動式ヘッドの動きが良く、肌への当たりは３Dのタイプと似ているうえに、
最新３枚刃のフィリップスと比べても、
単純な１枚刃なのにどうして？と、思うほど良く剃れます。

剃り方の練習の成果が効いているのだと思いますが、

小さくピッタリとはまる高品質のポーチが付いて、
音が小さく、電池が持つ。