社会言語学への招待―社会・文化・コミュニケーション の感想

この本は社会言語学について主に日本語と英語に焦点を当てて書かれた本です。例や資料ががたくさん掲載されていて分かりやすく説明されているので、初めて社会言語学を勉強される方には非常に読みやすい内容になっています。また、参考文献も記載されているので、興味を持った人はさらにその参考文献を読めるように配慮されています。ただし、この本では社会言語学でカバーできていないところ（バイリンガリズム、言語政策など）もあるのが少し残念です。
その点を差し引いて星４つとします。