東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery.-1 (角川コミックス) の感想

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参照データ

タイトル東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery.-1 (角川コミックス)
発売日販売日未定
製作者春河 もえ
販売元角川書店(角川グループパブリッシング)
JANコード9784041206195
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

東方Projectシリーズの公式漫画の東方鈴奈庵ですが
東方ファンなら是非、いえ、今すぐにでもと言っていいほどの漫画だと思います。
ストーリーは主人公の小鈴がトラブルを起こして、霊夢や魔理沙が解決するというものですが、
作画担当の春河もえ先生の古風なタッチによる繊細で綿密な作画が面白いぐらいにZUNさんの原作とマッチしています。
漫画としての演出・表現力・テンポなどもどれを取っても満足しています。
ただ背景が細かく書き込まれているだけではなく、所々に東方ファンなら思わず反応してしまうような東方の過去の作品へのオマージュネタが織り込まれています。
ナズーリンが雲山の上に乗りながら鼻歌を吹いているのを発見した時は思わずクスっとしました。
また、東方鈴奈庵を通してみる東方キャラはとても良い「表情」をしているように見えます。
魔理沙はwin版以降は男言葉を使いますが、中身までも完全に男という訳ではなく、
「恋符」を使用している事や「メルトダウンって何だろうな」から察するようにどこか少女らしさは今でもあると思います。
鈴奈庵では魔理沙のその少女らしい表情が少しばかり垣間見られる気がします。
このような「表情」というものは相当作品を深く理解していないと表現出来ないものです。
東方の漫画に求められているのは好きなキャラクターの良い「表情」を見ることだと僕は考えています。
それを見事にこの漫画は達成できています。春河もえ先生には天晴れです。
あとがきではZUNさんから異例の満足宣言が出ている程です。
よって、満点です。

東方projectの久しぶりの新刊。幻想郷の人間の里にある、貸本屋の娘・本居小鈴とそれに関わる博麗霊夢と霧雨魔理沙のお話。

稗田阿求や十六夜咲夜等もボチボチ登場し、本の後半では二ッ岩マミゾウや様々な妖怪が出てきます。目立った弾幕戦はありませんがキャラクターも可愛くてとても楽しく読めました。

また今作には東方三月精で見られた音楽CDは付属していません。お高く売り出している転売屋から購入するのはお勧めしません。参考になれば幸いです。

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角川書店(角川グループパブリッシング)から発売された春河 もえの東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery.-1 (角川コミックス)(JAN:9784041206195)の感想と評価
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